トレイン(神崎レンタルサービス)その2
以前ご紹介した神崎レンタルサービスの「トレイン」シリーズについて,今回は詳しく見ていきたいと思います。なお,今回取り上げる製品は,ほとんどが中古で入手したものです。神崎レンタルサービスのガチャガチャの設置場所をご存じの方がおられれば,ぜひご教示いただきたいと思います。[追記1]2019年11月,大阪のヨドバシカメラ梅田店5階,富山のマリエとやま5階に設置されているのを確認しました。また,コメント欄でいただいた情報によれば,ニューシャトルの鉄道博物館(大成)駅にも設置されているとのことです。[追記2]2022年,神崎レンタルサービスが廃業したとの情報が入りました。商品は店頭在庫限りになると思われます。[追記3]神崎レンタルサービスの「トレイン」シリーズですが,どうやら以前は「丸越」という会社から発売されていたようです(箱には,「マルコ トレイン」と記載されています)。バンダイの系列にも「丸越」という会社がありましたが,ロゴマークが一致しないので,別の会社でしょうか?(参考1「風雅堂・日常雑記」ttp://fu-gado.blogspot.com/2012/01/blog-post_02.html)(参考2「RH18Vのミニカーの館」ttp://minicar555.blog.fc2.com/blog-entry-413.html)<蒸気機関車>蒸気機関車は,2種類を確認しています。下回りは共通で,後部にアーノルドカプラーと同じ形状の連結器を備えています。1つめは,C11と思われるタンク式機関車。ほぼNスケールです。2つめは,古典的なスタイルのタンク式機関車(古典機には詳しくないので,形式はわかりません。すみません・・・)。こちらは,Nスケールよりかなり大きな車体となっており,猫屋線の蒸機と並べても違和感のない大きさです。<国鉄型特急・電気機関車>国鉄型の特急電車としては485系の先頭車と中間車の2種類,電気機関車はEF65,EF58,EF81の3種類を確認しています。いずれもかなりショーティ化されたスタイルとなっています。EF65,EF58,485系中間車は,台車とパンタグラフが別パーツとなっており,アーノルドカプラーと同じ形状の連結器を備えた台車が首を振るようになっています。特に,EF65とEF58はボディの彫りも深く,ナンバーも入れられ(EF65 505, EF58 82),玩具としてはピカイチと言っても過言ではありません。485系先頭車は,台車枠が床板に固定されており,連結器は,ZJゲージ第1弾のようなフック式のものとなっています。そのため,中間車とは連結器の形状が全く違いますが,連結できないこともなさそうです。EF81は,後述のJR特急などと共通したつくりの下回りで,連結はまったく考慮されておらず,パンタグラフも車体と一体で,ちょっとパンタグラフには見えないようなスタイルをしています。<ディーゼル機関車>ディーゼル機関車としてはDD51の1種類のみを確認しています。ナンバーはDD51 726。ボディは彫りが深く,なかなか良好なプロポーションですが,JR特急などと共通の下回りのため,上回りとは少しアンバランスな感じがします。私の持っている製品は,黄色車体に赤帯という妙なカラーですが,以前は青色車体に金帯のJR北海道カラーが生産されていたようです。<JR特急>JRの特急電車としては253系,E653系,787系の3種類を確認しています。787系は腰高な感じがしますが,E653系は(色はともかく)なかなかよく特徴をとらえていると思います。<新幹線>新幹線としては0系,300系,WIN350,500系,700系,N700系,400系,E3系,E4系,E6系の10種類を確認しています。0系は485系先頭車と同様の下回りでフック式の連結器を備えています。他は連結器はありません。0系,300系は腰高が目立ちますが,E3系やN700系あたりはいい線をいっているのではないかと思います。E6系も,実車と同様の赤カラーと,E5系のような緑カラーとがあります。