山下達郎

昨夜は、山下達郎のコンサートで金沢歌劇座へ。

座席がガッカリの2階の後ろから2列目なのだ。
前々回の山下達郎のツアーのときも同じような席で、スマホ触ってるお兄ちゃんや（さすがに注意した）、ずっと喋ってるおっさんや、携帯鳴り出すおねえちゃんなど、お客さんに緊張感がなく、ひどい状況だった。
演奏は良かったが楽しさ半減だった。
今回もそんな状況が予想できたので、チケットが届いた時にガッカリしたのだ。

満席の客席。
俺の席からは上から観る感じ。

オープニングはお馴染みの。。。
やはり音量的に迫力はないが、クリアないい音。
全部の楽器がクッキリ聴こえる。
山下達郎の声も最近のツアーの中では最も調子良さそう。
すごい演奏、ものすごい緊張感だ。
俺の周りのお客さんも引き込まれて、一瞬でも聴き逃さない感があった。
前のときのような客席ダメダメな感じは一切ない。

王道とレア曲混在のセットリストも嬉しく、あっという間に2時間45分の本編が終了。
そして45分間にも及ぶアンコール。
そんなアンコール最後の最後で思わず泣いてしまったのだ。。。
「生きている自分が亡くなった人の分まで頑張らないといけない」と言った山下達郎にものすごく共感。
悲しいことも、嬉しいことも、辛いことも、楽しいことも一生懸命やろうと思った。

前半、中盤、後半、アンコールそれぞれに俺的クライマックスが訪れた、いいコンサートだった。
また必ず来ることを心に誓ったのだ。

コンサート終了後は、前の方で見ていた人達と意見交換。

後ろは全体が見えていいとか言うが、あんなに後ろでなくても見えるし。
今回はそんなに苦にならなかったが、俺はやはり、コンサートは前の方で音の振動を身体で感じて、耳がボーっとするくらいの席で観たいと思った。
だいたい、あの席と１階の前の方の席が同じ金額なのはおかしいと思う。
昔はチケット買うときに席を選べた。
今はチケットが届くまで席が分からないからね。
あの頃ならあんな席は買わないのだ。
とか考えてしまった。

〆は。