シングルママは大忙し

給食費滞納、酷いですね。

私は給食費も保育料も滞納したことはありませんが．．．

呆れた言い訳をする滞納者たち．．．

それは問題外。
モラルなさすぎ！

と、思うだけだが．．．．

そのニュースの中でコメンテーターたちがこぞって言っていた、

『所得が低いから払えないってのも間違っているよな！給食費は生活保護費とは別に出てるんだから、払えないって事はそのお金を別の事に親が使っているってことだろ！そんなの虐待だよ！！』

と．．．．

ちょっとまって．．．．

と、私は思う。

生活保護を受けている人、準要保護（給食費や学用品のみ援助がうけられます）を受けている人だけが、低所得世帯じゃない。
ギリギリでそのどちらも受けられない低所得者だっているのだ。

うちがそのギリギリ援助が受けられない世帯。

そんな世帯の人達は、たかが数千円、されど数千円。
下手すれば千円以下の金額だった、工面するのは大変。

低所得＝生活保護世帯

ではないのよ。

しかも、その人達、

給食費を払わない＝虐待＝そんな家庭は家庭内でも虐待が行なわれている！

と、決めつけてコメントしてる。

うちの場合、生活保護は受けていないが、養育費を一応もらっているので、そこから、子供に関することは支払っているので、滞納したことはない。

でも、母子家庭で生活保護を受けられない、準要保護もうけられない、養育費ももらっていない。

そんな家庭いくらでもあるはず。

そんな低所得世帯のことはな～～んにも考えてないコメントになんだか腹を立てた。
気分悪かった。

低所得世帯＝虐待が行なわれている世帯。

世間ではそんな暗黙の“常識”みたいなものが存在するようで本当に気分悪い．．．．

因にうちの場合、

子供に関するお金から先に工面していく。

養育費、給料などから順番に．．．．

しかし．．．

私の給料が２万円程度しかない月は、恥ずかしながら、借金をして生活費を工面するしか方法がない。

その現状を民生委員に訴えても、『親と同居』を理由に、生活保護や準要保護どちらも受けられなかったから、所得が限り無く０に近い月でも援助はない。
母子扶養手当てはかろうじて受給できたが、物凄く減額された。

なので、子供にかかるお金を工面できても、生活費が工面できない。
おそらく、給食費や保育料を滞納している人の中には、順番がうちと逆の人がたくさんいるのだろう。

生活費からお金を準備し、収入がたりないので、子供に関するお金が足りない．．．

『真っ当な親なら子供ことから先にやるだろう！』

というコメンテーターもいたな．．

確かに、理論としては正論だよ。
でも、低所得、お金のない世帯の実情。

普通のレベルの生活ができる世帯の『常識』とはちょっと違うかもしれない．．．


働いても、働いても、収入が足りないの。
本当にそんな世帯が存在するのよ！

私のブログを見ると、ムシとかたくさん買っているイメージを持っている人もいるでしょうが、別にそんなに買っているわけじゃありません。
普段、必死に切り詰めているのです。これでも．．．
なにしろ、私の最大の贅沢は『缶コーヒーを自販機で購入する』ことですから．．．

定期的に収入を得るようになって、なんとか年に一回くらいは旅行に行かれるようになった。

でもね．．．．

今よりももっと苦しい時があったのよ。

生活保護も、準保護もなく、養育費が払われず、所得もない時が．．．．

そんな時に、子供が小学生だったとしたら、きっと私もその『虐待世帯』になっていたことだろう．．．

子供を食わせなければならない！

という思いから借金してでも、生活費を工面してなんとか食べさせてきた。

しかし．．．

低所得者ですからね．．．

借金しても、返済するのが大変。
そう、お金が必要な低所得者ほど、収入も仕事もなく、そして借金が増えて行く。
返済するのが大変で、また別のところから借金．．．．

低所得者の借金地獄、自転車操業は永遠に終わらないのよ。

それに終止符を打つべく私は日々頭を悩ませているけれど、選択しとして、心の片隅に、一家心中というのはずっとあるものだ．．．

別に低所得者に『金援助しろ！』と言ってるんじゃないよ。

税金無駄使いするくらいなら、医療費ただにするとか、低所得者、高所得者に関係なく、もっと、国民に恩恵のある国、『国民に税金を還元しろよ！』と言ってるだけだから．．．