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カテゴリ:ドラマ
『Charlotte Gray』2001年・英 ★★★★☆
スコットランド人看護婦が、ナチス占領下のフランスにおいて レジスタンス運動に身を投じていく中で新たな自分を見出していく姿を描いた戦争ドラマ ケイト・ブランシェットは意志の強い女性の役が良く似合う。 戦争が終り幾多の困難を乗り越え、再び南フランスへと向かう シャーロットの凛とした表情がすごく美しい。 真っ赤なコートにクラシカルな帽子、彼女が着こなすファッションもエレガントで素敵でした。 第2次大戦下でのユダヤ人狩り、あんなに卑怯で哀しい事実があったということがショックだった。 自分の教え子を密告する教師なんて人間のクズです。 シャーロットが子供達の為にしてあげた最後の事は「希望」を与えたこと。 「ライフ・イズ・ビューティフル」でもそうでしたが、極限状態の中でも 愛する人の為に「希望」を与えられるって、凄いことだと思う。 連行される列車の中でおじいさんが手紙を読み、 子供達がその手紙にずっと手を添えて聞いているシーンには涙が止まらなかった。 もう少し欲を言えば、南フランスのシーンでは台詞はフランス語の方がリアリティーがあったかも。 監督:ジリアン・アームストロング 出演:ケイト・ブランシェット/ビリー・クラダップ/マイケル・ガンボン/ルパート・ペンリー・ジョーンズ 内容:1943年、第2次大戦下。 看護婦のシャーロットは、列車の中で役人のリチャードに声を掛けられパーティに誘われる。 出席したパーティでシャーロットは英空軍パイロット、ピーターと出会い恋に落ちる。 また、リチャードから堪能なフランス語の能力を活かして、 ナチス占領下のフランスでレジスタンス運動に参加するよう持ちかけられ、 シャーロットは正義感からこれを引き受ける。 数週間後、ピーターがフランスで消息不明となると、 シャーロットは危険を顧みず諜報員として南フランスのレジニャックへ降り立つ。 そこで彼女はレジスタンスの闘士ジュリアンと、幼いユダヤ人兄弟と出会う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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