キキ、シローの役に立って。感謝の心、大事だよね。今日は盛りだくさん。もう疲れたわけ。でも、さらに新たな作戦が追加された！！乞うご期待！

　入学式、新中１・その保護者と本格的に対面。クラス写真をとるために外に並ばせる。ウチのクラスだけわきあいあいとなっている。どうやらサッカー部ですでに顔見知りの生徒が多いらしい。その横で眼鏡をかけた小柄な子が少し離れたところにチョコンと立っていた。「君は先生のクラス？」と聞くと「うん。そう。」・・・まあ、今は良いだろう、小学生な口の利き方でも。ガタイのいいサッカー部とこの小さな男の子、どう見てもお友達になれそうもないな。サッカー部以外の子とどう仲良くさせるか・・・、問題だ。
　教室に行って自己紹介、配布物、回収物等やることテンコ盛り。終了２０分前に保護者が合流、保護者にも自己紹介。緊張して舞い上がってしまい、自分でも何言ってるかわかんなかった・・・。まあ、平穏無事に終了。
　話は前後するが、入学式の際に担任だけでなく部活顧問の発表もあった。それを泥娘が聞きつけたらしく、部長が職員室まで乗り込んできた。「なんで！？先生が辞めるのはまだいいよ！でも何で顧問アイツなのー！？」・・・予想どおりの反応。仕方なく、グランドに行き、別れの挨拶をすることに。一緒に一年しかできなかったことを詫び、今後も応援すると約束。他の部員ももう諦めているらしく、「先生、県大会出たら見に来てよ」と。思ったよりもきれいにお別れできた。
　その足で空手部へ。生まれて初めて空手の試合を間近で見たが、すげえ！Ｋ－１とか好きでよく見るが、ナマで見るのはもっとすげえんだって今日わかった。組み手だから当然寸止めだが、それでもやはりパンチが当たる。鼻血出すやつ、アゴを真っ赤にする奴、ほんと、すごい！いや、マジ感動した。これぞ体育会、今までの泥娘の練習がどれだけ生ぬるいものだったか、今更ながら反省。空手、僕もやろうかな。
　　
　さて、本題。新たな作戦とは！？・・・陛下が話しかけてきた。陛下（以下、へ）「先生、今年もうお花見しました？」
kota（以下、k）「いえ、まだですが」
へ「金曜日、お花見しません？」
k「は、花見ですか？良いですね。」
へ「じゃあ、金曜日お願いしますね」
ｋ「はあ」
へ「私の初任者研修の時にできた友達がいて、ここ数年、他に誰も呼んだことないんですけど、今年は新しい人連れてこいって言われたんですよぉ」
・・・はい！？花見、同僚と行くんじゃないの！？初任研の仲間ぁ！？
陛下、続けてのたまわく「私と同じくらいか下の人ばかりですよ」と。おいおーい、これって軽い合コンじゃないの？陛下が数年ぶりに客を招聘、これって僕気に入られてるってこと？よっしゃ！ラッキー♪やっぱ陛下に優しくしておいて良かったぁ！思わぬところで合コンGETです！
　この作戦、『Ｈ（陛下）作戦』と名付けよう。単純。