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在宅で、ある虐待のケースがあった。 どうみてもそのままでは遅からず命の危険があった。 栄養状態はすこぶる悪く、顔や体に傷も。 どうにかしなくてはと思いつつも、なかなか先に進むことができないのが現状。 自分のできる範囲は限られる。少し腰の引き気味な自分もいる。 もどかしい。 家族関係、経済状況、地域、役所、法律、人の心情。。。 すべての事柄を頭に入れながら話を進める。 神経擦り切れる。 やっと家族の了承を得て施設へ入所。 数日経って栄養も入り顔色もよくなった。元気みたいだ。 本人と顔を合わせる機会があった。 「○○(家族)を誘惑しやがって!!」 いきなり言われた。正直ショックだ。 認知症はあったのだが。。 そう。本人は家族に虐待をされていたという認識はない。 このケースの場合、家族にも虐待の認識は無かった。 命の危険があったにしても だ。 こういうケース少なくない。 一昔前なら、それも人の一生と考えられていたかもしれないな。 自分の考えを押し付けていたわけでもなく、主観に頼っていたわけでもない。 チームで考えに考えて方向はつけられた。 いつもながらみんなに感謝だよ。 ただね、他人には決して立ち入っちゃいけない所ってあるんだよね。 けど、そこを立ち入らないと解決しないことって沢山ある。 ひとつひとつの事柄に対して心をニュートラルにして臨んで行かないとと思うよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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