冬道ドライブ講座1今日から3日間にわたって山男の冬道ドライブ講座企画をしたいと思います。今日:1・冬道の種類 明日:2・冬道の運転技術 明後日:3・冬道における危険回避技術 で開催します。 それでは今日のお題。 冬道の種類 冬道にはいろいろなパターンがあります。 まずは雪の状態から。 新雪が積もった道路 ある程度積もると必ずわだちができ、ハンドルが取られます。 それを除雪機で除雪した道路 除雪面がきれいであれば滑り方も一定で、万が一不意に滑っても立て直しが効きます。除雪面が汚い所で滑ると・・・コントロール不能になります。除雪の仕方、技術レベルはその地区ごとに違います。10Kmくらいで除雪の仕方が変わることもしばしば。除雪車が近くにいるかもしれませんし、除雪中には道路を片側塞いで雪を仮置きしてあることも・・・ 除雪してあるからといって油断しているとひどい目にあいますよ。 融けかけの雪が残る道路 べちゃべちゃした雪の上でタイヤが踊るため、ハンドルが効かなくなり易い道路です。 新雪に凍結防止剤をかけた道路 融けかけの雪と同じく、さくさくした雪にハンドルが効かなくなります。 凍っている道路凍っているのがわかるアイスバーンと、わからないブラックアイスバーンとがあります。異常なほど滑ります。特にブレーキ、トラクションが利かなくなることが多いです。下りで判断を誤ると終わります。 除雪した後に新雪が積もった道路 一見すると新雪だけのように見えますが、実際は新雪の下に圧雪アイスバーンが潜んでいて、不意に滑ります。 凍っている上に新雪が積もった道路 上に同じく、不意に滑ります。 ちょっとお題から外れますが、冬に気をつけて欲しいのはバッテリーとウォッシャー液。 バッテリーは寒いと上がりやすくなるので電気の消し忘れは厳禁です。夜中にエンジンを切る状況などではバッテリー電圧が低下していて上がりやすくなるので注意しましょう。バッテリーが弱っていて、しかもバッテリーを変えることができない場合は夜の間バッテリーのマイナス端子を外してしまうという荒業もありますが、あくまでも応急処置なのであまりお勧めできるものではありません。 ウォッシャー液は寒いと凍るものがあります。私も以前ひどい目にあっています。原液を使いましょう。ケチって水で薄めたりするとガラスが凍りますよ。 その二へ |