へらぶなの戯言

2019/12/13(金)16:46

I LOVE 征興 (段巻幻集)

へらぶな釣り(285)

今年の9月に段巻幻集の15.5尺硬調子を手に入れ実釣でも使って 非常にお気に入りになってしまったのですが、今回、なんと同尺寸の 軟調子が運よく手に入れることができました。 この幻集と言う竿は、13.5尺と15.5尺そして18.5尺にあっては 硬調子・中硬調子・中調子・軟調子が設定されているようです。その他の 尺寸では中硬調子のみのようです。 前回、ダム湖で硬調子を使ってみて「もう少し柔らかくても?」面白そうだと 思い違う調子も試してみたい・・・と、思っていたのが実現しました。 *写真上が軟調子で下が硬調子* 一見したところ、同じ竿に見えます。 重さを計ると125gと120gで5gの差しかありません。 たぶん敢えて握りの部分で重たくしているのでは? 元竿の辺りの太さは8.6mmと9.1mmやはり硬いのは太い。 4段階ある硬さの1番と4番でたったこれだけの差では、使ってみて違いが 判るのかチョッと楽しくなってきます。 で、入手した竿も30年以上前の竿ですからいろいろ問題も抱えています。 見た目外観は非常に綺麗で特に弄る所も無いのですが、ただ穂先が 赤いリリアンに替えて白い糸で仕上げられています。しっかりと 仕上げられてはいるのですが、好みの違いと赤いリリアンはジャミが 餌と勘違いしてコツくので交換することにします。 古いリリアンを穂先に傷を付けないよう慎重に削って外し、穂先の 太さに合ったリリアンを取り付けます。 リリアンの端はコブを作ってから切った端面をライターで炙って 仕上げています。 リリアンの上から絹糸等を捲いて固定します。 丁寧に捲いたつもりですが写真を拡大すると・・・汚くて下手です。 その上から瞬間接着剤をたっぷりと付けて糸を固定します。 完全に硬化したら紙ペーパー800番で表面を滑らかに仕上げます。 最後にカシュの黒色を塗って完成です。 糸の捲き方が雑だったので、今回は2回塗って仕上げています。

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