ぼてじゃこを釣ろう・・・その1
久しぶりに、琵琶湖のぼてじゃこを釣ってみたくなった。ぼてじゃことは、たなごの事で琵琶湖周辺では<ぼてじゃこ>って呼ぶようです。30年くらい前はいくらでも邪魔になるくらい釣れたのですが、ブラックバスやブリーギルの影響で数はめっちゃ減ってしまいました。まあ~、私のような釣り名人の手に掛かればどんな魚でも釣るのは簡単です。メダカからクジラまで古天峰名人に釣れない魚なんてごじゃりませんから。ただ、「弘法、筆を選ぶ」の喩えにもあるように道具がないと如何なる名人でも釣れませんので・・・・・道具を揃えます。まあ、最初はこれくらいあれば十分でしょう。たなご専用の釣り竿もとりあえず1本。1m40cmの竿で7本並継ぎです。振ってみるとエラク硬い・・・・竿の調子としては全く気に入らないのですが、3000円なので辛抱。うきの餌落ちメモリ合わせはやるだけ無駄みたいなのでシズ合わせを釣行前にしておきます。ガン玉6号でいけそうです。っていうか、浮いてりゃいいのです。仕掛けはこんな具合でいいと思います。こんなことを、「たなご釣り入門」てな本も見ないで出来るなんて・・・・やっぱり、「オレは名人」やって思います。早速、草津川の近くへ釣り場を探しに行ってみました。なんだか釣れそうな・・・・・もじり?目掛けて餌を打つと・・・・・・うきがポコポコって動いて第1号・・・・・・4寸くらいの真鮒。いや~な気分で第2投・・・・・・・・・・・4寸くらいの真鮒。ぼうずな気分で第3投・・・・・・・・・・・4寸くらいの真鯉。もう、次がどうなるか釣らなくても判るような気がします。釣れるのも早いけど飽きるのも早かった。「まぁ~、いいでしょう。今日はこれくらいにしといたろ」