Tabun Dabun Jornal

2006/10/29(日)13:32

ドキュメント06/09/12 秩父鉱山簡易郵便局訪問記

旅行貯金(92)

野々田村人氏と行った「創業10周年記念・秋の郵征事業~秩父鉱山簡易郵便局訪問」について、ご報告が遅れておりました。 大滝郵便局で「鉱山局ですかぁ。対向車に気をつけてくださいね。バック(後退)運転がうまくなりますよ。」と冷やかされつつ、局舎を出たその後…からのレポートです。 なお、撮影には野々田氏にご協力をいただきました。 改めて感謝申し上げます。 写真はややボケていますが、大滝郵便局を過ぎ、中津川を渡るとT字路の交差点に着きます。 左は従来の国道140号線で三峰山、秩父湖へ向かう道路です。 秩父鉱山へは、この交差点を右折し、新道「大滝道路」に入ります。 大滝道路では、ループ橋で一気に高度を稼ぎます。 奥に見えるのは滝沢ダムです。 以前はこのトンネルの手前を右折するルートでしたが、中津川方面は直進となっています。 トンネルを抜けると、中津川大橋が見えます。 中津川、秩父鉱山方面は、この交差点で右折し、県道210号線に入ります。 手持ちの地図では中津川に沿った細い道でしたが、ダム開発の見返りなのか立派な道路になっていました。 地図上では「出合」と書いてある地区に到着すると、このような看板が登場しました。 広い道もこれで終わりです。 秩父鉱山へは、この交差点を右折します。 ポッカリと口をあけたトンネル入口が、いよいよ秘境に来た(?)と感じさせます。 ちなみに直進すると中津川集落、三国峠を経て、長野県川上村へ向かいます。 トンネルを抜けると、今にも岩が落ちてきそうな山道です。 鉱山からのトラックとすれ違いができるよう、途中にはいくつか待避所があります。 このような場所では「荷物を積んでいる方が優先」という暗黙のルールがあるそうなので、もし反対側からトラックが来たら、ここまでバックしなくてはなりません。 今回は昼休みの時間帯を狙って行ったので、途中でバックしてすれ違うのは1回だけで済みました。 ドライバーさんも我々のような珍客に慣れているのか、待避所まで下がると挨拶をしてくれるマナーの良い方でした。 一瞬、「どっちだ?」と思わせる分岐です。 正解は右で、左は群馬県上野村へ向かう林道です。 上野村に向かう林道は通行止めという看板がありましたが、そもそもこの林道は上野村まで抜けていたのでしょうか? (手元の地図では未完成なのですが…) 雁掛トンネルの手前です。 このトンネルを抜けると、いよいよ秩父鉱山のある小倉沢集落ですが、見通しの悪いカーブの先に狭いトンネルがあるので、対向車には充分注意が必要です。 秩父鉱山のある小倉沢集落に到着しました。 秩父鉱山簡易郵便局です。 簡易郵便局ですが、以前は特定局だった時代もあったそうです。 局舎の中です。 新しい告知も張られていますが、よく見ると懐かしい広告物も残っています。 鉱山集落をさらに進みます。 昔は多くの鉱山関係者で賑わった集落も今はひっそりとしています。 何かの映画のロケに使えそうな雰囲気です。   集落を過ぎ、八丁峠を上り詰めると、八丁隧道(全長886メートル)が現れます。 幅員4メートルと書かれていますが、中は真っ暗闇なので対向車が来ないことを確認してから進みます。 トンネルを抜けると一気に下り坂です。 でもスピードには気をつけないと… 落石が至るところで見られます。 ほら、ここにも。 さきほどの落石と違い、「危険!」のガードが無いので、落ちたてホヤホヤだったりして…。 ちなみにこのような道でも、両神方面から秩父鉱山への通勤者が毎日通るので、しっかりと管理されているようです。 ちょうど今頃が紅葉シーズンだと思いますが、秩父鉱山へのお出かけの際は、商店などは一切無いので、事前に食料などを調達してからしてからお出かけされることをオススメします。 もちろん落石にも注意してください。

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