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テーマ:山登りは楽しい(12031)
カテゴリ:やま
緊急事態宣言も明けて,ようやく登山ができるようになりました。
1ヶ月以上山に登っていないので,まずは軽いところということで, まだ登ったことのない十勝の剣山に行くことにしました。 仲間を誘って日曜日の3時過ぎに起床。 かなり早い出発となりましたが,楽しいことには一生懸命になれます。 富良野で会の先輩を乗せて登山口の清水町へ。 3時間の長いドライブでした。 登山口で,別の仲間と待ち合わせて8時過ぎに登山開始です。 久しぶりの山登りで調子は上がりませんが,83歳のベテラン女性がトップを牽引します。 そんな御年まで元気に登れるなんて本当にうらやましいですよ。 結構な急斜面の登り道の周りにはお地蔵さんが続いて立っています。 休み休み登っていくと、やがて一の森という看板が。 ここが906mの稜線ピークです。 お腹が空いたので,ここで腹ごしらえ。 これからの登山に備えます。 さらに高度を稼いでいくと,岩場が現れます。 シーズンになるとここの岩の切れ目に花が咲いているのだとか。 急な斜面を登ると,展望のきくピークに到着。 ここから山頂がよく見えます。ベテランさんは,ここで断念。 山頂に立つ我々の姿をこのピークから撮ってもらうようにお願いして,我々は出発しました。 山頂までは,その後もいろんな岩場が現れて,なかなかおもしろいコースです。 特に「母の胎内」は,四つん這いで狭い中を歩かねばならず, なかなか変化に富んでいます。 もっとも,別の歩けるルートもありますが。 終盤は,長い梯子登り。 大したことはありませんが,落ちたら一巻の終わりのようなところもあり, 高所恐怖症の人にとっては緊張させられる所です。 山頂直下の梯子は,足場が岩とほぼくっついており,足を乗せるのに躊躇します。 しかし,山頂は素晴らしい眺めでした。 遠くに日高の主稜線が見えます。 懐かしいピパイロの姿が!十勝平野の広がりも印象的です。 ここで,仲間がポーズを撮って,下で待っている83歳のベテランさんに 写真を撮ってもらおうとしました。 叫べば何となく声も聞こえるのですが,電話がかかってきました。 何とそのベテランさんからです。 ストレージがいっぱいで写真が撮れなくなったとのこと。 そのかわり,通りがかりの若い女性に撮ってもらったので, 我々が下るときにすれ違ったらデータをもらって欲しいとのこと。 こうして山頂を後にしたのですが,お話通りその女性と会うことができ, 写真もいただくことができました。 さらに,この方と話していると,帯広住まいで, 普段はひとりで登ることが多くて仲間を探していたということを知り, うちの山岳会を紹介しました。 一度はここでお別れしたのですが,途中で我々が昼食をとっていると, 下山してきた彼女と再会し,またお話をして一緒に下山となりました。 後日彼女はうちの会に入会することとなりました。 ふとしたことで出会う縁というのもあるものですね。 その後わたしたちは,登山口で彼女と別れ,新得で温泉に入って無事帰宅となりました。 足が棒のようになったりして,久しぶりの登山はきつかったのですが, 楽しい休日を過ごすことができました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.07.04 11:22:46
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