|
テーマ:山登りは楽しい(12031)
カテゴリ:やま
今年初めてのテントを背負ってのお泊まり登山です。
男2名,女3名の混成チーム。 集合時間からトラブルがありましたが,無事銀泉台に集まり,登山開始。 18㎏の重荷が肩に食い込みますが,このところ山で鍛えているので, 特に不都合はなし。 順調に高度を稼ぎます。 何度も歩いている道なので,ペース配分も良いのでしょうか? 何事もなく駒草平に到着しました。 久しぶりに山に登ったベテランはちょっと辛そうでした。 ここのコマクサは,驚くほどの群落です。 遠くに目をやっても小さなコマクサのピンク色が所狭しと広がっているのです。 しかし,これはまだ前哨戦とも言えるものでした。 苦しい第3雪渓も思ったほど辛くはなく,ホイホイと登ることができました。 こうなると後は,第4雪渓の登りだけ。 急ではありますが,それほど長くはないのでこちらも順調です。 そして,とうとう赤岳到着。 ここで,大休止をとりました。 この後は,なだらかな小泉だけを巻いて白雲分岐を経て避難小屋に入るだけ。 北海道だけに生息するキバナシオガマを眺めながらのんびりと 高山の散歩を楽しみました。 分岐からは,ただ下るだけ。 ン十年前に歩いたことのあるルートですが,ほとんど覚えていません。 ただ,ハクサンイチゲやチングルマのお花畑がきれいでした。 下りきると,本日のテン場である白雲岳キャンプ指定地に到着です。 混むような予測でしたが,全然余裕の空きぐらいでした。 ここで,テント用具を出していると,またトラブル発生。 フライシートと蚊帳テントを間違えてもってきてしまった仲間が出て, やむなく小屋泊まりとなりました。 そんな新しい避難小屋を覗いたら,感染予防のため,仕切りができていて, まるで居酒屋の小上がりように見えました。 テントを立てて落ち着いたところで,次の行動を話し合いました。 白雲岳往復又は緑岳往復,あるいは酒盛り。 何だかだるくなってしまった男性陣は,迷うことなく酒盛りを選択。 女性陣はその間緑岳へ行っていたようです。 ビールで乾杯した2人はとてもいい気分で女性陣を待ちました。 帰ってきてから外で夕食。 シカくんも遊びに来て,とても楽しくなった私は, 寝る前に担いできた日本酒も開けていい気分でシュラフに入りました。 しかし,目が覚めてみるとまだ夜中,というよりまだ10時過ぎ。 いつものようにお腹が痛くなって,電池が切れていたヘッドランプに四苦八苦して,満月の夜トイレまでの道をヒグマに冷や冷やしながら歩いたのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.08.04 16:01:16
コメント(0) | コメントを書く
[やま] カテゴリの最新記事
|