2021.08.10

美瑛岳-十勝岳縦走  21.08.07

カテゴリ:やま

​​せっかくの3連休だというのに,天気が芳しくない。
当初は,クチャンベツからヒサゴに入ってトムラウシを登る
2泊3日の行程であったが,帰れなくなると困るので日帰り山行に変更。
どこへ行くかと思案した結果,ちょっときつめの十勝岳中央部の縦走と決定。
早起きして仲間と待ち合わせ,望岳台に集合する。
集まったのは,女性3名と男(私)1人。
なかなかおもしろいメンバーだ。
雲ノ平の分岐までは,いろいろ花の名前を教わりながらのんびりと登っていく。




ここから,左に折れて美瑛方向に進む。
本来ならば,6月に宿泊研修でここを訪れることになっていたのだが,
コロナ感染防止のため順延になってしまった。
少し残念な気持ちをもちながら,子どもたちと歩いたらどうだったか
検証しながら進む。
雲ノ平から少し回り込んだ方が高山植物は多く咲いていたようだ。
この花たちを見せてやりたかった。
我々は,そのお花畑で大休止をとって,凹状になった沢を越える。




前回来たときは雪渓を歩いたのですぐ終わったが,
この梯子登りはちょっと楽しかった。ここからすぐにポンピ沢へ下りていくが,
藪が酷くなってきていた。そ
んなに長い距離ではないが,そろそろ刈りごろだろう。
沢を渡ってからの登りがキツい。
遠くからでもすごい斜面だとはわかるが,登ってみるとホントに急で辛くなる。
それでも,そんなに長くはないと自分を励ましてグイグイ登る。
やっとの事で美瑛岳分岐だ。




ここでも一息ついて,いよいよ美瑛の尾根を登っていく。
先程より急ではないものの,やはり登りには変わりない。
できるだけ息が激しくならないように,ゆっくりを意識しながら登る。
今日も見かけたのだが,トレイルランの連中は駆け足で登るらしい。
なんでそんな苦しいことをするの?と,山に登っている自分が疑問に思っている。
やがて,山頂が徐々に近づいてきて,いつもは見られない爆裂火口が姿を現す。
美瑛からだと先だけちょっととんがった丸い山に見えるが,
現実はこんなに荒々しい山なのだ。
やっとの事で山頂に到着。




涼しい風が吹いている。
ちょっとガスッたりしているが,遠くの山も見えるし満足の景観だ。
エネルギーを吸収して,ここから十勝に向かう。




午後から雷雲が発生すると聞いているので,少し急がなくてはならない。
美瑛の東吾川の尾根を下っていくが,ここは実は素晴らしいお花畑が広がっている。
今は,盛りを過ぎてしまったがチングルマやリンドウなどの花が
たくさん見られるところなのだ。
そんなのんびりとした下りを楽しんでいたら,遠くに見えていた
顔のような雪渓が近くなってきた。




そこを通り過ぎるといよいよ十勝岳の登りだ。
7年前の前回は1人で歩いていて,若い女性の方に抜かされていった。
今回,またしても若い女性が追い抜いていった!
何か不思議な感じだ。
それにしてもここの登りはキツい。
足元の火山灰が体重をかける度に崩れていって,なかなか上まで到達しないのだ。




前回ヘロヘロになって登った記憶がよみがえってきてしまった。
でも,ここを通り抜けると十勝岳がグッと近づいて月面のような場所に出る。
ガスっていて見通しがきかないときは危険だが,
今日のように見えるときは不思議な感覚で歩くことができる。




キツそうに見える山頂の登りも登ってしまえばそうでもない。
無事十勝岳山頂に到着だ。

下界は,37度あったようだがここは寒気さえ感じられる。




ホッとしたのもつかの間,遠くから聞こえていた雷鳴がだんだん近くなってきた。
時間もかなりかかっている。
早々に下り始めると,青空なのになぜか大粒の雨が降ってきた。
急いで雨具を身に付けると小雨になった。
嫌みっぽい天候に文句を言いたくなるが,下の方には虹が見える。




しかもよく見ると二重だ。最後に珍しいプレゼントをしてくれた。
例によって,だんだんとお腹が痛くなり,仲間は脚が痛くなり,
小休止を重ねながら望岳台まで歩き通した。
休憩も入れて11時間もかかってしまった。






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最終更新日  2021.08.10 15:50:47
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