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光透波(ことは)の泉【デジタル版】  しあわせの波紋                        

光透波(ことは)の泉【デジタル版】  しあわせの波紋                        

六芒星の私的考察(前編)

今回は、数回で見ていこうと思います。数回で…ね。寄り道はしません!(^^;

「六芒星」の「六芒」に焦点を絞ってみてみます。

かなり、破天荒な考えかもしれません…。


★六芒星とは★

六芒星については、「日本とユダヤは繋がっている?」で、取り上げました。

六芒星とは、イスラエルの国旗であり、日本で言えば、伊勢神宮の外宮と内宮を繋ぐ参道脇の道路に立つ石灯籠にも、刻まれた紋だということです。

これを持ってして、日本とイスラエルに関係があるという証明にはならないでしょうが、興味深い事実ではあります。

「六芒星」とは何なのか?

数字や六芒星のマークから見ても、非常に興味深いものが出てきそうなのですが、ここでは、「漢字」から何か見えてくるものがないだろうか?ということに焦点を絞ってみます。

六芒星に、この漢字が当てられた理由というか必然性があるはずです。


★六芒星の「芒」という漢字から見えてくるもの★

「芒」という漢字をまず、漢字破字法で分解してみると、

「芒」=「草冠」+「亡」

と分解できます。

「草冠」は、「くさ(草)」のことですから、素直に読めば、「くさ(草)」が「亡くなる」と読めます。

実は、「草冠」とは、もともとどう書いたかというと「艸」と書きました。

よく看板などに、「草冠」が「艸」と書かれているのを、目にすることがあります。

「艸」とは、字面だけ見ると、三又の矛のようなもの、と見れなくもありません。数字で表わすとすれば、三又の矛が二つですから、「33」でしょうか。

「艸」=「33」=「3+3」=「6」?

「草冠」=「艸」となりますが、これについては、
「蘇民将来」と「過ぎ越しの祭り」 第七幕「ΙΧΘΥΣ(イクスース)」
のところでも、紹介しました。

その部分を、こちらに転記してみます。

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では、先程の「艸」は、何を表わすのか?

「聖書」の該当部分から引用してみます。
「イエス・キリスト」が十字架に架けられる場面です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
兵士たちは、官邸、すなわち総督官邸の中に、イエスを引いて行き、部隊の全員を呼び集めた。そして、イエスに紫の服を着せ、茨の冠を編んでかぶらせ、「ユダヤ人の王、万歳」と言って敬礼し始めた。
(マルコによる福音書 第15章16節~18節)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここで、注目すべきは、イエスは十字架刑に架けられた時、「茨の冠」をかぶれされたということ。

よって、

「艸」(くさかんむり)=「茨(いばら)の冠」!!

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上記の部分より、「艸」=「茨(いばら)の冠」と見ることもできます。

なぜなら、「茨」とは、「とげを持った低木類(のばらなど)の総称」であり、「植物」であって、「艸」という字面が、「とげ」を表わしているようにも見えるからです。


先程の「艸」=「33」=「6」からも見えてくるものがあります。

「33」とは、イエスキリストが十字架刑に架けられて死と復活を果たした年齢でもあります。

「6」という数字もまた、いろいろと解釈ができそうですが、ひとつの解釈として、「聖書」で言えば、「神」の聖数が「7」です。
「6」は、そのひとつ前の数なので、「人間」の数とも言える、との指摘があります。

「人間」イエスキリストが十字架上に架けられるということも、意味しているのでしょうか。

いずれにしても「33」は、「イエスキリスト」を象徴しているとも言えるのかもしれません。

以前にも書きましたが、「33」=「ミミ」=「耳」とすれば、日本書紀に、「豊聡聖徳」「豊聡法大王」と記されている「聖徳太子」とも関係する数字に成りますが、「イエスキリスト」と「聖徳太子」の生誕伝承が似ている点など、両者の関係性も、興味深いところです。


話を戻します。

まとめると以下のようになります。

●「草冠」=「艸(33)」=「茨の冠」=「イエスキリスト」

こうなってくると、「芒」の意味が見えてきました。

●「芒」=「艸」+「亡」
    =「茨の冠」+「亡」
    =「イエス・キリスト」+「亡くなる」

           
    =「(茨の冠をつけた)イエス・キリストの十字架上での死」!!


★「芒」の意味から見えてくるもの★

「芒」を今度は、意味から見てみます。

「芒」の意味を漢和辞典で引いてみると、
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【芒】=(一)(1)のぎ。(ア)いね・麦などの穀物の先端の細毛。(イ)草木のとげ。(2)け(毛)。けさき。(3)針。はりさき。(4)きっさき。刀剣などの刃先。(5)ひかり。光線の先端。「光芒」(6)かすか。ごく小さい。(7)くらい。(8)いそがしい。(9)ほろびる。(10)つかれたさま。ぼんやりしたさま。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここで、注目は、「芒」とは、「光芒」というように、「ひかり」の意味があるということ。
「かすか」「くらい」という意味とは、反対の意味ももっている。

そして「芒」=「ひかり」であれば、

先に見た、「芒」=「(茨の冠をつけた)イエス・キリストの十字架上での死」=「ひかり(光)」

となります。

つまりは、ここから、光とは、「太陽」であり、お日様が昇るとは、これすなわち、「光の復活」を意味します。

「光」は、「イエス・キリスト」の象徴でもあるので、

「芒」=「ひかり(光)」=「光の復活」=「イエス・キリストの復活」!!


よって、最後にまとめますと、

●「芒」=「イエス・キリスト」+「亡くなる」
           
    =「(茨の冠をつけた)イエス・キリストの十字架上での死」


    =「イエス・キリストの死と復活」!!

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「芒」について、今回、見ましたので、次回、六芒星の「六」を中心に見ていこうかと思います。

「六芒星の正体」<中編>はこちら






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