2006/02/22(水)00:01
序幕「旅立ちの理由」鞍馬寺・貴船神社編
★いざ鞍馬へ★
京都の上賀茂神社の近くに、父親の以前勤めていた会社の寮があり、そこへ、両親と兄夫婦と、私と妻と娘2人の計8人で、一泊二日で行ってきました。
2月18日、19日の二日間。
18日の夕方5時くらいに、その寮へ行けばいいということで、じゃあ、18日の昼間、せっかく時間があるし、どっかの神社でも行こうか、と思ったとき、鞍馬寺がまず思い浮かびました。
と、いうか、ここしかない!と思いました。
だいぶ前に一度、ひとりで、鞍馬寺の本堂までは行ったことがありましたが、奥の院までは行ったことはありませんでした。
だから、今度は「奥の院」へ行きたい、と思っていました。
ただ、娘と妻は、連れて行くと大変というか、「一人で行ってきてね~」とあっさり、言われたので、私一人で、行くことにしました。
妻と娘は、両親に連れて行ってもらい、夕方落ち合うことにしました。
★鞍馬寺へ惹かれた理由★
なぜ、鞍馬寺へ行きたかったかというと、ひとつは、昨年「霊気(レイキ)」を知り、レイキの伝授を受けたからです。
霊気(レイキ)の創始者、臼井甕男(うすいみかお)氏は、大正11年に鞍馬山での21日間の断食修行で、レイキを体得しました。
いわば、鞍馬山はレイキ発祥の地。
一度は行ってみなくては、と思っていました。
しかし、実は「霊気」を知る以前から、鞍馬は気になっていた場所でした。
4、5年前から、毎年お正月には、神社へ行っていました。
京都大江町の元伊勢皇大神宮、三輪山の大神神社とか、元伊勢の籠神社など、自分の興味ある神社を訪れていました。
そして、2年くらい前に、「来年は、鞍馬寺と貴船神社行こう」と妻に、何度か言っていました。
霊気を知る一年位前です。
昨年は、葵が、まだ小さいこともあり、結局「鞍馬寺」へは行けませんでした。
しかし昨年は、霊気を知り、霊気の伝授を受けて、そして、創始者の臼井甕男(うすいみかお)氏が、鞍馬山で、霊気を体得したことを知った時、これらのことに、ちょっとした繋がりを感じました。
★『宇宙神霊記』★
霊気を知る以前に、なぜ鞍馬寺に行きたいと思ったのだろうか、と記憶を思い出してみるに、ひとつ思い当たることがありました。
その頃、漫画『ガラスの仮面』で有名な、美内すずえさんの『宇宙神霊記』という本を、読みました。
そこで、鞍馬山のことが興味深く書かれていたので、もう一度鞍馬寺に行きたいと思ったのだと思います。
この『宇宙神霊記』は、美内すずえさんの、霊的側面が綴られていて、いわば、宇宙神霊という霊的存在とのチャネリングの記録でもあり、普通の人から見ると、かなりぶっとんだ内容が綴られています。
漫画が描かれる裏舞台的なことも綴られていて興味深いものがあります。
ただ、宇宙神霊なる存在が、いろいろ予言的なことも言っているのですが、1991年に書かれていることもあり、今振り返ってみると、予言が「外れて」いることもあります。
それでも、五十鈴のことや3つの力のことなど、興味深いことも述べられています。
宇宙神霊という霊的存在はいかなる存在なのかは、ここでは追求するつもりはありませんが、美内すずえさんが、実際にこれらの存在とコンタクトをとった記録であるということは確かだと思われます。
ちょっと鞍馬寺について書かれた部分を一部抜粋してみます。
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「鞍馬寺の位置は、日本の歴史的な中心である京都御所の真北。
一般に鞍馬寺は、北方から天皇を護衛する役目があったとされています(明治以前、京都御所には天皇が住んでいました)。
ところが、「真北」には、単にそれだけに止まらない重要な意味があるのです。
真北。
それは、宇宙の中心。霊的中枢の方位。
この知られざる意味を熟知しなければ、鞍馬寺の真の存在を理解することはできないでしょう。
さらにその上、鞍馬寺から南をたどって線を引くと、京都御所を通って、天理、三輪山と日本の重要地点を過ぎ、何とあの天河神社へと結ばれるのです。
古代からの日本の中心を南北に走るクッキリとした線。
宇宙の中心軸は、日本の中心線を内包し、天河神社へと集結していく。」
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おそらく、この部分が特に印象に残って、もう一回鞍馬寺、行ってみたい!となったようです。
そして、霊気を知り、霊気発祥の地が、「鞍馬寺」ということを知って、繋がりを感じ、ますます行ってみたいという気持ちが強くなりました。
★貴船神社★
また、せっかく鞍馬寺まで来たのなら、「貴船神社」も、ついでに行こうと、行ってきました。
以前行ったときは、「本宮」だけだと思っていましたが、「中宮」「奥宮」もあったのですね!
今回は、そこも行ってきました。
貴船神社については、ある突飛な(?)仮説を自分なりに描いていたのですが、「中宮」「奥宮」を見ることで、その仮説もありうるのではないか、という思いを持ちました。
鞍馬寺については、金星から降臨したといわれるサナート・クマラのことや、魔王尊について、また、鞍馬天狗など、ある意味、SFのような話も、なかなか興味深いものがあります。
特に、鞍馬寺や奥の院に祀られている存在とは、一体どういう神なのか?というのが気になりますし、これらの謎と、霊気(レイキ)は何か繋がりがあるのだろうか、とか、際限なく興味が湧いてきました。
やっぱり実際に訪れてみると、いろいろな刺激を受けるものです。
貴船神社や鞍馬寺の謎についても、いずれ改めてみていきたいなと思ってはいます。
みていくと、いろいろ出てきて、頭が既に混乱しつつあります(^^;
今回は、それらの謎に踏み込むと、終わらない可能性大なので、鞍馬と貴船の旅の過程を、ガイド的に、写真とともに、見ていきたいと思います。
次回より本編へ!