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テーマ:☆詩を書きましょう☆(8325)
カテゴリ:散文詩
蒸せかえるような
草いきれの濃密な香り 青空に無制限に広がる 光の波は幾重にも重なって 今目の前にたたずむ 君の髪に強く優しく降りかかる 君の笑顔が苦しいほど輝く 胸の鼓動が 意識とは無関係に 操縦不能なほどに揺れだして もう 止められない いくつもの理由をあげて 方程式を解くように 整合性をつけようとするけれど 何秒たっても 何分たっても 明解な答えがはじき出せなくて 思考は もう 動かない 君は何を感じて 何を想っているのか 心の盗聴器をつけて 内面の声を聞こうとしても 聞こえてくるのは 願望と不安の雑音ばかり 小細工は もう 通用しない 答えのない問いを すべて捨てさり 今目の前にいる君をすべて受け入れ 今目の前の自分をすべて見せるしかなく 醜さもかっこ悪さも 何もかも隠さずに この夏の熱気に ばらまく 君の存在は 濃密な夏の香りとなって広がっていく 気が遠くなるほどの 長くて短い瞬間がずっと続くように祈る ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 人生を変える100日ブログ【第21日目】 最近、韓国映画や小説に、ちょっとはまってまして(^^; だいぶ前に購入してた 「夏の香り」というドラマの小説本を 読みはじめました。 もともと、妻がだいぶ前に「夏の香り」のドラマを 見てて、 僕は見てなかったのですが チラチラ見ているうちに、 ドラマに出ている ソン・イェジンに惹かれてしまい ひそかに 彼女のファンになりました。 結局、ドラマ『夏の香り』は ちゃんと見ることなく その後、彼女の出演している映画を 何作か見て ますます彼女の魅力に はまってしまったというわけです。 小説版を読んでいたら ドラマが見たくなって、今 少しずつ、見始めたところです。 この時の ソンイェジンは、 非常に初々しくて いいですね。 ★★★ この散文詩は もともと、この「夏の香り」のタイトルを 拝借して 小説のイメージを書こうと思っていたのですが 結果的には 初めにささっと書き出したものとは 全く違ったものになり 「夏の香り」とは 全く関係のない散文詩になってしまいました。 それで、 タイトルもそぐわなくなって 苦し紛れに 変更しました。 ただ、初めのイメージに ドラマ「夏の香り」の主人公が 心臓移植をしており その心臓が、意志とは関係なく ドクン・ドクンと脈打つ… そのイメージから 上記のような散文になり そういう意味では 少しはドラマと関連があるかなと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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