|
カテゴリ:瑠璃光記
人の流れが、目に見えて変わりつつあります。 遠く、近くの、見知っている友人知人、親戚の叔父叔母たちやご近所の方々が相次いで倒れ入院したり亡くなったりが続いています。 80代が多く、時期といえばそういう時期なのでしょうが、まるでそこにいつも風景のように当然にあったものがはらはらとこぼれ落ちて、ぽっかりと空間ができるがごとく、呆然としている内にいつのまにか風景自体が変化し、見知らぬ世界にひとり立っているような気分です。 年寄りは、風景なのだと感じます。 永遠にそこにあって当然だったもの。切ないというよりも、え、なんで?と。順番で当然と頭では思っていても、実際に目に見えるものが無くなってしまうと、さむい。そうとても寒い心地です。 私もそういう年回りになって参りました。 舞台がまわり、役者が変わる。そんな歌も具体的に思い出せないほどに、急展開です。 そんな中で、昨年末からの多忙な時期が過ぎて、少し休みなさいと身体のサインを受け取り、今日はゆったりしようと久々の朝市に顔を出しました。 野菜の高値の昨今、さすがは地元の朝市です。太い大根が120円でがんばっています。 ぽかぽかしたひだまりに横になり、とにもかくにも、いったん休憩です。 ところで、昨日の新年最初の更々の会は、図らずもプチ新年会になり、たいそう濃密な気持ちのあたたかい時間を過ごしました。おのおのが今年一年、どう動くかどう生きるかどうありたいかなど、ていねいに語り合う時間を共有し、瞑想の時間は短かったですが、深く感じることができました。 よいはじまりでした。 今年も、清らかな流れと共にありますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年01月13日 15時21分11秒
コメント(0) | コメントを書く
[瑠璃光記] カテゴリの最新記事
|
|