デリカシーのないおばさん
私には息子が二人いる。娘はいない。だけど、ちっとも不服になんて思っていない。そりゃ、新婚の頃や2番目が男の子だとわかった時、女の子が欲しかったなあ、女の子だったら、可愛い服を着せたり、髪をいじったりと楽しいだろうなあと、思ったことはある。男の子同士で喧嘩も派手にするけど、すごく仲が良くて同性同士、絆も深く大きくなった今でも二人で女の私にはわからないいろいろな話をしているようだ。そういうのを見ると、男女別々の兄妹より、かえって同性の兄弟でよかったなあと負け惜しみでもなんでもなく本当にそう思っている。先日、知人のおばさんとの電話でのことだ。60歳になるおばさんには、娘と息子が一人ずつ、そして娘の所にも男の子と女の子が一人ずつ、息子の所にも男の子が一人、そして近々、女の子が生まれてくる予定らしい。私に向かってこう言うのだ。「○○さん所は、娘がいないから残念ね~。気の毒にねえ。女の子欲しいとは思わなかったの?」カチンときたが、話の方向を変えさせようと「女の子もいればいたでいいんだろうけど、同性同士の方がよく遊ぶし、かえってよかったなあって思ってるわ」とやんわり言ってみたが、元々、そんなデリカシーのないことを言うようなおばさんのことだ。私の言うことなんて、てんで聞いてるわけもなく、「女の子がいないなんて、ほんと気の毒にねえ」と言いながら自分の家の自慢話を延々しゃべり続けるのだ。きっとそういう所で優越感を満足させているのかもしれない。 今日はこの場を借りて叫びたい!叫ばせて!デリカシーのないおばさんは嫌いだ~~~~~~!!!勝手に人のことを気の毒がってるんじゃな~い!!