化学療法 第2クール11月19日から、化学療法の2クール目がスタートしました。 1クール目の治療で、さほど苦しそうではない事が分かったので、今回は私は割と余裕です。 面会にいくと、やっぱり何の事はなく、食欲もあり、機嫌も良く、先生にも愛想をふりまいています。 今や、OPE前後の事がウソのようで、他のお友達とも遊べるようになったし、ぎこちないながらも歩き、先生を「ちぇんちぇ~♪」と呼んで、一生懸命追いかけていったりします。 ただ、昼間はゴキゲンだったのですが、夕方になったら、昼寝をしてしまいました。琴音は普段、年の割に昼寝をあまりしない子で、私が面会に来てから昼寝をすることはないのですが、やっぱり、普段よりいくらかは疲れるのかもしれません。 そして、夜寝る時も、いつもはあっさり眠るのに、寝ぐずりをして、何故か「いたーい、いたーい!」と頭を掻いていました。 先生に話すと、「まだ、日も浅いので切開部に違和感や痛みがある事があるのかもしれない。」と言っていました。 今でも、何故かはナゾですが、何日かたったら、ぴたっと言わなくなりました。 今回の治療はその後も昼寝をして、夜に寝ぐずる以外は特に変わった事もなく、終始ゴキゲンで、琴音も入院生活に対して余裕が生まれて来たようでした。 IVHも、点滴がつながっている事も、午前中私がいない事も、全部いつのまにか受け入れて、今の状態をそれなりに楽しんでいる様子でした。 面会に来るたびに、言葉(それも病院用語)が増えていて、午前中、包交(ここでの「包交」はIVH挿入部分を消毒、ガーゼ交換する、の意。)をした時などは、午後、私が面会に来ると、IVHを指差して「ちぇんちぇ~、ほ~こ~♪」と教えてくれたりもするくらい、成長していました。 11月24日、5日間の治療が済み、薬を全部流し終えてヘパロックになりました。 点滴も点滴台もないと、親子共々身軽になるので移動もらくらくで、琴音も危なっかしい足取りではありますが、喜んで走り回って遊んだり、お友達のパパに抱っこされて「家族ごっこ(笑)」(琴音のパパはあまり面会には来ず、この頃琴音自身も自分のパパを嫌がって、よそのパパになついていました。)をしたりしていました。 この日は午後、先生が外泊の許可をくれたので、夕食を食べさせてから連れて帰りました。 次の日、私の実家に連れていって過ごしていたら、午後熱を測った時、38℃あって、びっくりしました。 機嫌は良かったので様子を見ていましたが、夕食もあまり食べず、お腹も緩くなってきたので、病棟に連絡して、夜8時半頃、私の父に運転してもらい、病院に連れて帰りました。 その後も、寝づらいのか、なかなか眠らず、結局看護婦さんに「こちらで見ますから。」と半ば閉め出されるようにして、帰りました。 熱もその頃は、38・4℃に上がっていて、私が病棟を出た後も、外のエレベーターホールに聞こえる声で泣いていて、自分がついていられない事に、とても複雑な気分でした。 いつもは仰向けなんですが、治療中は寝づらいのか、こんなでした。 化学療法2クール目施行時の血算です。
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