思い出の浴衣
何年振りかで浴衣を出してみました。母と義母の思い出の浴衣です。ネットで洗濯機洗いして干しただけなのでしわしわでごめんなさいです。こちらは母が自ら仕立ててくれた浴衣。百合の模様がいい!と言ったら本当にゆり柄を探してくれました。古いものなので生地がしっかりしております。おそらく昔ながらの注染染めだと思われます。はじめのころは着用して汗をかいただけで藍色が肌に移ってました。ろうけつ染め(風?)は、今はほとんど見かけませんね。楽天で「浴衣 ろうけつ染め」で探したけどほとんど出なかった。百合の柄をろうけつ染めで白く染め抜いて、あとから赤、青、ピンクをところどころに入れてあるようです。同じ型の花でもピンクや青の出方が一つ一つ違うので手作業で染めたんじゃないかなあ?下の2輪がちょうど同じ型で向かい合わせになっていて色の出方やろうけつのひびひびが違うのがわかるかと思います。今の私が着るにはかわいらしすぎよね。ワンピースなどにリメイクしたら着られそうだけど、母が縫ってくれたと思うと鋏を入れられない。これは義母が買ってくれたプレタ浴衣。上のものより10年近く新しいんじゃないかな?プレタなので私にはサイズが大きすぎ、当時は着物慣れしていなかったので着るのが大変でほとんど着てません。「さんび」のタグが付いてました。百貨店で購入したものです。生地は綿紅梅で、帯、下駄も一緒に買ってもらいました。(当時は綿紅梅とか知らなくて、変わった生地だな~と思っていた」」浴衣スリップも一緒に買ってもらった気がします。プレタの浴衣は肩当てとかついてないのね~。透ける生地なのに居敷当てもないからスリップ買わなきゃなのですね。こちらはマスク着用して年齢を隠せばまだ着られるかもしれない・・・・久しぶりに二枚出してみてたら、いろいろ思い出して胸がぎゅうっとなってきました。二人を思っておうちででも着てみたいけど、袖を通しただけで暑いんよね。エアコンガンガンつけないと無理だわ~~。