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カテゴリ:思うこと
少し前に、届けていただいているメルマガで
とてもショックな話を聞いた。 そして今日、別のメルマガで、また同じ話を聞いた。 というわけで、黙っていられなくてショッキングな話。 (心臓の弱い方や想像力のたくましい方には、あまりお勧めできません) 寒くなってきたから余計、毛皮が目につくようになった。 その、毛皮をくれる動物たちのこと。 ウサギやミンクや狐くらいしか思いつかなかったけれど、 犬や猫の毛皮も、いろいろなものに使われているらしい。 そういった毛皮の約半分は、中国で生産されているんだって。 そして、その中国で、どんなふうに毛皮を『生産』してるかというと。 たぶん、いろいろなところで、いろんなやり方で生産されてるだろうけれど、 こんなところもあるらしい。 犬や猫たちが、生きたままで小さなかごにぎゅうぎゅうに押し込められ、 高いところから落とされたり、金属の道具で挟まれて投げ飛ばされたりして、 そのあと皮をはがれるのだそうだ。 それまでに死んでいればともかく、そうでなければ生きたまま、 時には皮をはがれたあとも生きていることがあるのだそうで……。 映像で、音声で、証拠が残っている。 ……毛皮、ということは、つまり、それをくれた動物を殺してるはず。 もちろん、それは肉なんかだってそうだ。 卵にせよ野菜や穀物にせよ、何かのいのちをいただかなければ、 私たちは生きていけない。 だから、それがいけないなんて言うつもりはない。 肉にせよ毛皮にせよ、本当に必要なだけにしてほしいとは思うけど。 私たちを生かしてくれるほかのいのちたちが、 そのいのちをくれるときまでどんなふうに生きているのか、 どんなふうにいのちをくれるのか、 私たちは、ちょっと無頓着すぎやしないかな。 お店先でパックに入って並んでる肉たちが、 生前幸せに(?)暮らしていたのかどうか、たぶん考えてもみない。 卵を産んでくれた鳥がどんなふうに暮らしているのかも。 もちろん、だいじに育てられてる動物たちだっているだろう。 だけど、暗いところにぎゅうぎゅう詰めにされて、 ひどい餌を食べさせられて、薬漬けにされて、 外の風とおひさまに触れるのは殺されるために『出荷』される そのときだけ、という生き物たちもいると聞いた。 先の犬や猫たちだって、生きたまま毛皮をはがれるようなら、 それまでの待遇も推して知るべしじゃないかな。 もちろん全てがそうじゃない。 動物たちを、誇りを持って、だいじに育ててくださってる方も たくさんいらっしゃるはず。 でも……。 血や埃のこびりついた金網越しに見つめる犬たちの瞳、 干されている同族の毛皮の前で佇む猫。 その瞳が、脳裏から離れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 30, 2005 01:19:40 AM
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