ことりのそら

2007/01/04(木)02:18

またまた手仕事デー

手仕事(21)

昼間は祖母の里へお墓参りに。 お盆とお彼岸2回連続、ぼうぼうの草に絶句したので、今回は鎌持参。 むかーし、高校の学校林の下草刈り用に買った鎌を発掘した。 4年や5年放ってあるんじゃないのだから錆だらけかと思いきや、 よく切れるというのだから、鎌、すごい。 でも冬だから、草はあんまり生えてなかった。まあ、それはそれでよし。 母はかわいがってもらったという祖母(私にとっては曾祖母)のお墓の前で、 私は何の面識もないけれど妙に気になるお方のお墓の前で、座り込んで しばらくあちらのお方と会話。 ちなみに私がやたら気になるのは、50年近く前に37歳で亡くなったという 祖母の弟で(確か末っ子)、戒名に『修道』という文字が入っているので、 修道院に行きたいんだーとか騒いでいた私は昔から気になっていた。 このお人は結核で亡くなったのだそうだけれども、 お医者さんになる勉強をしていて、最後のインターンのときに倒れたそうだ。 戦後、何も食べるものがない時期に、闇米を食べたくないといって、 それで体が弱ったのではないかと、帰り道母が言っていた。 なぜ気になるのかは、よくわからない。でもやたらと気になる。 よくわからないままに、泣きたい気分で話しかけていたりして。 帰り道、祖母の家へ寄って花びら餅を3人で食べて、 デパートへ寄り道して職場で使う小さなカレンダーを買って (だぁってかわいいのがほしかったんだもん) 家に帰りついてから、またまたおもむろにその辺ごそごそして布発掘。 やっぱり仕事で使おうと年末にデスクダイアリーを買ったのだけれど、 その表紙が黒なんだもん。無理もないことだけど、やだーっ。 というわけで、布でカバーを作ってしまおうという趣向。 短パンよりも優先度は高かったんじゃ、という気もするんだけれども、 まあとにかく昨日には戻れないのだから、がんばって今日作っちゃうっきゃない。 布はお店できるかってくらいあるけれど、部屋のすごーく奥にしまっていて、 とてもじゃないが発掘できる場所じゃない。 というわけで、その辺に転がってるのを掘り出してきて、と。 1年使うんだから、お気に入りの柄がいいんだい。 お仕事楽しくできるように、きれいなのがいいんだい。 とはいえあまり選択の余地もなく。 散々悩んだ末に、切り替えとレースをつけることにした。 青の小花柄があったんだけど、それだけだとどうもおとなしすぎたのだ。 切り替えの布がまた、気に入ったのが見つからなくてかなり妥協したけど。 作り始めて、反省。 誰だよ、切り替えだのレースつけるだの言ったのは。 ぴしっと合わせてないと、変じゃないか。すんごく細かい作業じゃないか。 だあああ、ミリ以下単位の作業はクリスマス前のトランスパレントスター作りで いいとこ懲りたよー。 しかもお裁縫は紙を折るより難しいよー。 そんな悲鳴を上げつつ、20年ものミシン様なだめつつ、 細かいところは手縫いもしつつ、作りあげましたよ、カバー。 ちゃんと試着(?)しつつ作った割には上下に余裕がありすぎるんだけれど、 まあ許容範囲としておく。 こんど時間のあるときにちょっと縮めておこうっと。 (というと、多分そのまま1年経つんだよな^^;) 実は合間に、現実逃避(?)で、聖歌集の表紙が空中分解し始めているのを 補修して、これまたきれいなカバーをつけるべく、布の位置でさんざ悩み (大き目の花柄なんだけれど、裏表紙の側に、どう見ても表紙だよなーという 大きい柄がきちゃうのだ。だああああ)、 こちらはさすがに時間切れでお預け。 来週の日曜日までには作ろう、補修の白い布貼ったままは、ちと気の毒だ。 ……何でも、明日から仕事らしい。 目が覚めるかどうかが最大の問題だけれども…… 無事仕事にいけるよう、お祈りくださいまし。 (だったらこんなの書いてないでさっさと寝ろって^^;)

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