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カテゴリ:うれしいな
それは静かな真夜中のこと。
何の気なしに外をのぞいて目を丸くした。 うわーっ、今日は何だかお星様がすごくきれい! 窓を開けてよく見たら、なんと天の川がはっきり見える。 ああ、あそこにあるなーというレベルの見え方だったら これまでにも何度か経験があったのだけれど、 よく星図でみるように、中州の存在まで、ちゃんと。 こんなにはっきり見えたの、初めて。 ほぼ頭上の明るい星は、こと座のベガ。 小さい星が多すぎて、慣れてない目には星座の形が かえってわかりにくいけれど、えーっと、あれが白鳥座。 ということはあれが多分アルタイルで、…うん、わし座っぽい配列だ。 おっ、いるか座もしっかり発見♪ 北斗七星とカシオペアをたどって、北極星を探してみて。 うんうん、こぐま座の小さなひしゃくもちゃんと見える。 えーっと、あれは多分かんむり座で、あれは……えーっと、えーっと、 ああー、星座の名前忘れちゃったよー。 北斗七星の柄にある二重の星も、なんだかわかるような気がして。 あの赤いのはアンタレス、さそり座の形はまごうべきもなし、と。 ということはお隣がいて座、おお、あの明るいのは惑星、 この時間帯だと木星か土星というところか。(あとで調べると木星だった) ……云々、云々。色々楽しく騒ぎながら。 しばらく星空を満喫して、そのあとで改めて、じーっと眺めてみた。 空いっぱいに広がる星。ちょうど頭の上を通って、空の端から端へかかる天の川。 真夜中の、命の沈黙。 ……何となく、銀河の回る音が聞こえてきそうな気がして。 一瞬、言葉がなくなってしまった。 そのあと2,3時間してまた外をのぞいたときには、 もう星はほとんど見えなくなっていた。 (というか、少し見えにくい程度の、普通の星空) あの時間帯だけ別の世界にいたんじゃないかと思ってしまうほどの、 夢でも見たんじゃないかと思ってしまうほどの、星でいっぱいの空。 ……すっごくすてきなプレゼント、空からもらった夜。 ありがとうございますー♪ (またいつか、あんなにきれいな星空見られるといいなー。 今回は隠れてたけど、アンドロメダの大星雲、あんなときに見てみたいなー。 冬のオリオン大星雲も、きっととってもきれいだろうなー) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 2, 2008 12:02:41 AM
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