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時々お邪魔する雑貨屋さんで、ルームシューズを手作りしてきた。それも革の。
楽しいワークショップをちょくちょくしてくださるお店なのだ。 普通に生きていたら革のルームシューズ作りなんてすることなく一生を終える人のほうが 圧倒的多数では、なんて訳のわからない感動のしかたをしていたけれど、 要はやってみたかった、と。 もう縫えばいいように、カットも穴あけもしてくださっていて、 それどころか、しっかりした底までついている。 でも、縫うだけとはいえ、それがなかなか。特に甲部分の革と底(横)部分を縫い合わせる 最初と最後のところの手順がややこしくて、都合4回しても、難しいということしか わからなかった(^^;) でも他のところは力は必要だけれど単純作業で、みんな無口になって集中。 楽しかった。 ところどころドジをふみつつ(表から見ると右足も左も同じ針模様なのに 裏からみたら全然違っていたりして)笑いながらも、3時間強で完成。 いささかいびつな形なれども、ちゃんと靴の格好していて、履いて歩ける! なにやら感動してしまった。 革ということは、確実に動物が死んでいる。 大切にされてのびのび育った動物が納得していのちをくれたのなら、 ありがとうって大切に使わせてもらえばいいんだろうけど。 そういうケースはまれで、むしろ目を覆いたくなるようなむごいやり方で 『生産』されていることもあると聞く。 まぁ、このシューズの革くれたのはきっと牛さんだから、 さすがに生きながら皮剥かれたりまではしてないと思うんだけど…。 そんなことも考えつつ、でも作業はとっても楽しかった。 いつも感じるけど、手仕事って偉大な先生だったりカウンセラーだったり、 いろいろクリアにしてくれる。 ホントは毎朝糸紡ぎできたらすっごくいいと思うんだけどなー。 わかっていても、お布団への執着が人生最強かもと頭抱えてしまう日々(^^;) でもでも、ほんとに楽しかった。 関わってくださった多くの方々と、革をくれた命に感謝。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 16, 2012 03:11:46 AM
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