赤い靴
赤い靴 はいてた 女の子異人(いじん)さんに つれられて 行っちゃった横浜の 埠頭から 船に乗って異人さんに つれられて 行っちゃった今では 青い目に なっちゃって異人さんの お国に いるんだろう赤い靴 見るたび 考える異人さんに 逢うたび 考える==========野口雨情作詞・本居長世作曲です。悲しい歌ですね。1・2番は良く歌われますが、3・4番は知りませんでした。これは、実話をもとに作られたそうです。この実話が歌より、悲しい話なんです。「赤い靴」で検索するとHITします。探してみてください。北海道、開拓時代の話です。こんな事、今では考えられませんよね。この歌の背景を理解してから、もう一度この歌を聴くと「子を思う親の気持ち」「親を思う子の気持ち」が心に響いて、涙せずにはいられません。ここで、歌に出る「異人さん」の誤解を解かねばなりません。歌では、どう聞いても「ひとさらい」のように聞こえてしまいますが、実際には牧師さんで人のいい方だったようです。(もう少し、良く書いてあげればいいのにね…)あと、異人さんを「外人さん」とか「いいじいさん」とか覚えていた方はいらっしゃいますか?三谷幸喜演出のCX「やっぱり猫が好き」で3人娘が言い合っていたのを、覚えています。