カテゴリ:日々の暮らし
子供たちがそれぞれの家庭で、多分七草を叩いたであろうと思う。 「七草なずな 唐土の鳥が 日本の国に 渡らぬ先に 羽打ち合せて バッタバタ ♪・・・・・・・・」♪ 大きい子から、自分の年の数だけ、歌ってまな板の上に置いた野菜を包丁で叩く。 お祖父ちゃんも、お祖母ちゃんも年の数だけ何しろ80回も叩くのは、大変だったと思う そして今朝は七草粥を頂く。 お祖父さまは神社の神官なので、そんな行事をとても大切にし、 私の実家も同様に古い 仕来たりを守ってきたし、これからも子供たちを通じて残してゆきたいものである。 「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ 春の七草」 と暗記させられたものだった。 平安時代から風習として食されて来た物だそうで、 芹ー乾燥させると芳香性健胃生薬 なずな(ペンペン草)ー2日酔い、むくみ、利尿作用 ビタミン、鉄分、ミネラルがある ごぎょう(ははこぐさ)ー蕾を摘んで咳止め、軽い悪心、胃痛の副作用がある はこべらー歯磨き粉として使用、止血作用 、歯茎から出血する人が使うといい ミネラル、ビタミンが豊富 ほとけのざー食用になるが薬草ではない すずな(かぶ)-七草には葉っぱを使用する すずしろ(大根)ー根はジャスターゼ(消化酵素)を含んでいる ビタミンCが豊富である。 『君が為 春の野に出でて若菜摘む わが衣手に雪はふりつつ』 有り合せの野菜を7種類刻み、土鍋で炊いたお粥に入れた。 我が家ではこれにお餅を焼いて入れ、納豆をかけて食べたが、 きっと子供たちが嫌いだったので、苦肉の策だったのでは? 今では美味しいと思うけど・・・。
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