第4-516話 激戦!大竹林寺 -04 (なぁ~ろう)
. 素早く陣形を作り身構える火軍兵達。 そこへ翼を横に大きく広げて数匹の[ゾイル]が降り立った。[火軍長]欧陽 濡(おうよう じゅ) 「丸焼きにしてやれーーっっ! 一斉放射っっ!」 ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ>> ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ>> ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ>> ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ>> ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ>> ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ>> ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ>> ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ>> ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ>> ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ>> ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ>> ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ>> ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ>> ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ>> ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ>> ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ>> ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ>> ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ>> ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ>> ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ>> 扇状に囲った中心の獲物に向け、一斉に炎の柱を放射っ! [ゾイル]は突然の火責めに もがき苦しみだす。 こちら森の中では、木軍兵 「この先に降りそうです。」[木軍長]仲孫 斥(ちゅうそん せき) 「退路を作らせるな! しっかり囲んで始末しろ。」 目標物を目で捕えながら木々を伝って移動する木軍兵。[木軍長]仲孫 斥(ちゅうそん せき) 「今だ! 一斉射撃 」 無数の矢が一斉に放たれるっ! シュ シュ シュ シュ シュ シュ /////// シュ シュ シュ シュ シュ シュ /////// シュ シュ シュ シュ シュ シュ /////// シュ シュ シュ シュ シュ シュ /////// シュ シュ シュ シュ シュ シュ /////// シュ シュ シュ シュ シュ シュ /////// シュ シュ シュ シュ シュ シュ /////// シュ シュ シュ シュ シュ シュ /////// シュ シュ シュ シュ シュ シュ /////// シュ シュ シュ シュ シュ シュ /////// だが・・・・、 カン カン カン カン カン [ゾイル]その硬い皮膚は、一本も刺さる事無く撥ね付けてしまう! カン カン カン カン カン カン カン カン カン カン[木軍長]仲孫 斥(ちゅうそん せき) 「 疾風の木の葉っ! 」 ぐおぉぉぉぉぉぉζζζ [ゾイル]の体にまとわりつき、木の葉の刃でズタズタになるはずも、 キン キンキン キン キキン キン[木軍長]仲孫 斥(ちゅうそん せき) 「く、こ、これも歯が立たぬか・・・。 なれば、 蛸足根呪縛っ! 辺りの木の根っこがスルスルと伸び始め、次々と[ゾイル]の体に巻き付き体をギュウ ギュウと締め付けていく! が、 スパーーン\|/ 手と翼を広げた[ゾイル]、まとわりついた根っこをものの見事に粉砕してしまった![木軍長]仲孫 斥(ちゅうそん せき) 「あの皮膚では、わが軍は打つ手無しか・・・」 そしてここ、湖畔付近では、(とう すいじゅ) 「水撃レーザーっ 一斉射撃っ!」 湖畔付近では、水面に無数の突起が出来たと思うと、突然っ、[ゾイル]目掛けて 一斉に水撃のレーザービームが放射されたっ! ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ こちらは、ものの見事にあの硬い[ゾイル]の皮膚を貫き、体を貫通させていた! 原っぱでは、 トゲの付いた鉄球がうねりをあげ、着地した[ゾイル]達を襲っていた! ビュンビュンビュン ビュンビュンビュン ビュンビュンビュン ビュンビュンビュン ヒュー ヒュー ガスン★ ヒュー ヒュー ガスン★ ヒュー ヒュー ガスン★ ヒュー ヒュー ガスン★ ヒュー ヒュー ガスン★ ヒュー ヒュー ガスン★ ビュンビュンビュン ビュンビュンビュン ビュンビュンビュン ビュンビュンビュン ヒュー ヒュー ヒュー ヒュー ヒュー ヒュー ヒュー ヒュー ヒュー ヒュー ヒュー ヒュー だが、翼を盾に跳ね除けるモノ、まともに体に食らうも平然としているモノなど、 あの恐ろしい威力の鉄球の攻撃もほとんど効果を見ることが出来ていない。 シャキーーン ズバっ スパスパっ スパスパっ シャキーーン シャっ スパっスパっ シャキーーン ズバっ スパスパっ スパスパっ シャキーーン シャっ スパっスパっ スパスパっ キン キン キキン キンキン 対峙し、巨大な剣、剣付きの槍の攻撃にも強靭な鎧と化した皮膚を切り裂けずにいた。[力軍長]楓 極癌(ふう きょくがん)猛豪のトラ 「こ、こいつらぁ・・・・、我らの攻撃がまるで通じない・・・・、なんて皮膚していやが る・・・・」 逆に翼、尖ったツメ、強靭な腕力と脚力の反撃に、次々と倒される力軍兵達・・・・。 空軍兵達は、じっと戦況を眺めているしかなかった。空軍兵 「空軍長、我らも参戦しましょう!」[空軍長]大 空飛(だい こうひ) 空の毒クモ 「ならぬ! 空中権を制したいのは山々だが、投下弾も飛燕刃も通じぬ。 我らの力ではどうする事も出来ない。むやみに兵を損失させる訳にもいかぬ・・・・、 くそう・・・・何か手立てはないのか・・・・。」 「奈落穴っ!/」 ズボっっっっ ┐┐┐┐ ┌┌┌┌[土軍長]杜 土俊(と どしゅん)隠密の俊 「力軍に助太刀だぁ!」 力軍の加勢に入った土軍兵達、足場をゆるめて行き足をにぶらせるも翼を持つ相手に はその効果も薄れていた。[土軍長]杜 土俊(と どしゅん)隠密の俊 「なぁ~ろう、飛ばれちゃ意味ねぇ・・・・。」 伝説の戦士達、手の内の術は数があり、一般の兵にはどれだけの数で臨もうが100戦連 勝の猛者たちも、今までに戦ったことの無い強靭な皮膚を持つ 特殊Spec-03 のゾイル を前に、有効な術に限りがあり、大苦戦を強いられていた。~ ~ ~ その頃、空中にて伝説の大竹林寺周辺を散策していたこの男、 -つづく-第4-517話 大宇宙の訪問者 -01 へ (この辺りだよね・・・・) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。 ● 第一章 1 話 へ ● 第二章 TOP へ ● 第三章 TOP へ ● 第四章 TOP へ