2020/10/13(火)11:24
第4-402話 先手 -2 (スッポンポンのスケスケ)
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[ 全拳武道団 ]信越支部長 颯 駿(ハヤテ・シュン)
「おれも大柄じゃないが、ほんとちっちゃいねぇ~。
熊ちゃん、こんなやつに怪我させられたんかい・・・?」
[ 全拳武道団 ]東北支部長 ゲルヴァンツ
「そうだ。」
ナンちゃん
「なんだよなんだよぉ~。 人がせっかく良い気持ちで寝てたのに・・・。
起床時間前に起こすなんてひどいや・・・。」
( ゆっくりと立ち上がりながら。 )
[ 全拳武道団 ]信越支部長 颯 駿(ハヤテ・シュン)
「ふっ、とぼけたガキだぜ。」
[ 全拳武道団 ] 東北の荒熊 大木竜平
「おい、他の女2人はどうした?」
ナンちゃん
「さぁね・・・。 おいらは木の上で寝るのが趣味だけど、あのお姉ちゃん達の趣味ま
では知らないもの。
まだ起床時間じゃないからネグリジェ肌けて寝てるんじゃないの?」
[ 全拳武道団 ]東北支部長 ゲルヴァンツ
「ネ、ネグリジェ・・・それもはだけて・・・ ( * o *;」
ナンちゃん
「さらにスケスケの。。。」
[ 全拳武道団 ] 東北の荒熊 大木竜平
「スケ・・・スケ・・・ ( ・ o ・; 」
[ 全拳武道団 ]北関東支部長 山神 大樹
「こらっ! 何想像してやがるっ! お前らのそういうところがスキを生むんだっ!」
ナンちゃん
「下着付けてたかなぁ・・・?」
[ 全拳武道団 ]北海支部長 慙愧(ざんき)
「なに、スッポンポンのスケスケ・・・」
[ 全拳武道団 ]北関東支部長 山神 大樹
「おぃっ! 慙愧まで・・・。」
ナンちゃん
「普段は大きく割れたチャイナなんて着てたりして。。。」
[ 全拳武道団 ]信越支部長 颯 駿(ハヤテ・シュン)
「わ、大きく割れたチャイナ・・・」
[ 全拳武道団 ]北関東支部 支部長 無倒の大木 山神 大樹(やまがみ・たいじゅ)
「このぉ~、駿っ! 貴様までもっ!」
ナンちゃん
「うっしししし、怒られてやんの。。。 でもね、それも生脚だったりして~♪」
[ 全拳武道団 ]北関東支部 支部長 無倒の大木 山神 大樹(やまがみ・たいじゅ)
「何、生脚・・・」
[ 全拳武道団 ]東北支部長 ゲルヴァンツ
「んっうん。」 ( 咳き込むように )
ナンちゃん
「やだねぇ~、大人は。。。」
[ 全拳武道団 ]信越支部長 颯 駿(ハヤテ・シュン)
「てめぇ~、おちょくってやがるな。」
ナンちゃん
「おちょ栗って美味しいの??? 何々~?」
[ 全拳武道団 ]信越支部長 颯 駿(ハヤテ・シュン)
「栗ぢゃねぇーーっ!」
ナンちゃん
「じゃ、へそくり???」
[ 全拳武道団 ] 東北の荒熊 大木竜平
「隠してねぇ~よっ!」
ナンちゃん
「じゃ~スッポンポンぢゃん~♪」
[ 全拳武道団 ]北海支部長 慙愧(ざんき)
「スッポンポンのスケスケ・・・」
[ 全拳武道団 ]北関東支部長 山神 大樹
「おぃっ! 慙愧っ! このガキがおちょクリやがってっ!」
ナンちゃん
「ハマグリ???」
[ 全拳武道団 ]北海支部長 慙愧(ざんき)
「浜じゃねぇーーっ!」
ナンちゃん
「ハマグリ3年 牡蠣(カキ)8年???」
[ 全拳武道団 ]信越支部長 颯 駿(ハヤテ・シュン)
「ボンバーじゃねぇーーっ!」
ナンちゃん
「じゃ、渋柿???」
[ 全拳武道団 ]北海支部長 慙愧(ざんき)
「スシ食わねぇぇぇっ!」
ナンちゃん
「そんじゃ、おいらは???」
慙愧(ざんき) / 山神大樹 / 颯 駿(ハヤテ・シュン) / ゲルヴァンツ
『 クソガキっ! 』
ナンちゃん
「大当たり~☆ ドンドンドン ♪パフパフパフ~ 」
[ 全拳武道団 ]北海支部長 慙愧(ざんき)
「いつまでも(ふ)ざけてんぢゃねぇぇぇぇっ!」 セャーーーっ!
ド頭にきていた北海支部長 慙愧、ナンちゃんに素早く近寄り、強烈な拳を一振りっ!
ズボっ うわ~~~~! ドサ彡
ナンちゃんは拳を横っ腹に受け、身体を[く]の字にさせながら吹き飛んだっ!
受身無く地面を転がり、うつ伏せに。
そこが北関東支部長 山神 大樹の足元で、山神はすかさず、
[ 全拳武道団 ]北関東支部長 山神 大樹
「邪魔者はとっとと消えろっ!」 フンっ!
サッカーのフリーキックのように、寝転がるこういちの横に一歩踏み込み、これまた強烈な蹴
りを見舞う!
ズゴーーン ==おぇ~~~~! バキっバキっバキっ
力なくぐったり姿勢のまま宙を飛ぶナンちゃん、次々と立木をヘシ折りながら一直線に飛んで
いくっ!
数本倒し続けるナンちゃんを、その先に素早く移動していた信越支部長 颯 駿(ハヤテ・シ
ュン)、待ち構える時間が有るほどの余裕で、伸ばした片手で飛んで来たナンチャンをキャッ
チ、そして・・・
[ 全拳武道団 ]信越支部長 颯 駿(ハヤテ・シュン)
「ナメたことすっからこんな目にあっちまうんだ。 後悔は先に立たないんだぜっ!」
止めていた片手を離し、落下を始めたナンちゃんの身体を、またまた強烈な横蹴りが炸裂っ!
ズゴォォーーン ==あ~れぇ~~~!
その飛ばされた先は東北支部長 ゲルヴァンツの居る場所、 そのゲルヴァンツ、両手を組ん
だ腕を高々と上げて待ち構え、飛んで来たナンチャンにそのまま組んだ拳を振り下ろし、地面
に力強く叩きつけたっ!
[ 全拳武道団 ]東北支部 支部長 ゲルヴァンツ
「おりゃっ!」
ズガっ ↓
\ /ズボっ!
地面に深くメリ込んだナンちゃん・・・。
~
~
~
ところ変わってこちらは綿来(わたのき)師範や女二人を探しまわる全拳武道団員達。 町中
をくまなく探しまわっていた。
全拳武道団員
「くそ、やつの家には戻っていないみたいだ・・・。」
「どこかに匿(かくま)われているんだ。 きっと例のあの女達のところじゃないか・・・?」
「なら、旅館やホテルだろ。 徹底的に当たろう。」
「よし。」
複数の集団に分かれて、捜索を続けていた。
~
~
~
[ 全拳武道団 ]北海支部長 慙愧(ざんき)
「フっ、とぼけたツラさげて、のこのこと現れるからだ。」
(仁王立ちの慙愧。)
[ 全拳武道団 ]北関東支部長 山神 大樹
「準備運動にもならん・・・。」
(腕を組んでナンちゃんのメリ込んだ穴を見つめる山神。)
[ 全拳武道団 ]信越支部長 颯 駿(ハヤテ・シュン)
「おれ達が揃っていたことを悔やめ。」
(切り株に片足を乗せ、片手を腰に当てる姿の颯。)
[ 全拳武道団 ]東北支部 支部長 ゲルヴァンツ
「フン、このガキはどうでもいいわい。
早いとこあの女どもを見つけて、始末しちまわんとな。」
[ 全拳武道団 ]北海支部長 慙愧(ざんき)
「だがな、女二人・・・。 それもゲルヴァンツを蹴り飛ばした程だと。
やはり、あの中華皇国での出来事のスゲー女二人なのと違うか?」
[ 全拳武道団 ]信越支部長 颯 駿(ハヤテ・シュン)
「その可能性の部分でおれ達を集めたんだろ? ゲルヴァンツ。」
[ 全拳武道団 ]東北支部 支部長 ゲルヴァンツ
「よくわからんが・・・胸騒ぎがしたんでな。」
[ 全拳武道団 ] 東北の荒熊 大木竜平
「その女達の事は我々も聞いただけの話・・・。
ですが、スペックを相手に出来るとなると・・・。」
[ 全拳武道団 ]北関東支部長 山神 大樹
「慎重に当たらないと、我らでも危ない・・・ってことだな・・・。」
女二人・・・。 一人はこういちの姉、もう一人はスペック-3との情報だけが流れ、現
場では困惑している様子。 その二人かもしれないと頭を過り始めた[ 全拳武道団 ]の
各支部長達。だがそのとき・・・・
『よっこらしょ・・・・』
[ 全拳武道団 ]信越支部長 颯 駿(ハヤテ・シュン)
「!! なにっ!」
-つづく-
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(瓦を三枚なら・・・?)
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