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スポクラ、図書館へ寄った帰り、人通りの少ない川沿いの道を通ると、ムクドリがイモリをくわえて地面に叩き付けている場面に出くわした。こりゃあすごいと思い、自転車をしばらく止めて、しばらくその様子を観察した。はじめは身をくねらせながら抵抗していたイモリも、次第に弱っていき、最後には力尽きてしまった。合掌。確かお釈迦さんは、子供の頃に同じような場面を見て「世の中はなんと無常なんだ」と嘆いた。でも、私はなんとも感じなかった。むしろ、「生き物地球紀行」を生で見た気分やった。こうやって世の中の生態系は保たれているんやわ。
イモリも動かなくなり、これからどうやって食べるんやろう?丸飲み?とか考えていると、私とムクドリの間をシャーッっと黒人2人連れが自転車で駆け抜けた。そしてムクドリは驚いてイモリを置いて逃げてしまった。黒人は私に向かって「How are you?」と聞いてきた。「いや、鳥がなーイモリを殺してさー、」とか言いたかったけど、そんな英語とっさに出るはずもなく、「ふぁいんさんきゅー」と教科書通りの返事をするので精一杯やった。ってゆうか、それを発する頃には、黒人は5メートルぐらい先まで離れていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2002.05.25 21:25:09
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