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2015年05月05日
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地方競馬回顧集も日付が変わって1998年1月5日の水沢3Rから。C3級のこの一戦。見渡せばタケデンボンドの戦績が一際目立っている。今冬の水沢競馬では連続連対。2走共相手が悪かった感があり、特に前走、ツキナイスが勝った組で2着した際は3着に0秒7もの差をつけており、このレース出走馬とも、相手関係は差別化できていると言える。その3着馬がこのレースにも出走しているレインボービューであり、この馬を物差しにすれば更にタケデンボンドの力関係が同レース他馬と済んでいることが実証されるが、ここでは後述とする。実際のレースではタケデンボンドが2着に6馬身もの差をつけて圧勝するのだが、2着がシンガリ人気のベッププリンスだった。ベッププリンスの買える要素というものを探していきたい。
圧勝したタケデンボンドは1倍台の人気で、人気も力も抜けていた。2番人気以下はどうだったのだろう。先程タケデンボンドとレインボービューの力関係の差別化は終わっていると書いたが、レインボービューの2走前を考えるとここで2番人気に支持されていたトキオサファイアとも同じことが言えることとなる。トキオサファイアは2走前はレインボービューと同じレースに出走、タイム差なしの競馬だった。続く次走が勝ち馬から0秒2差の3着であるからここでは人気していたのだろう。だが、前走のレベルがツキナイス組と同程度であったかは分からないわけであるし、前々走だけみれば、(レインボービューと同タイム=前走でレインボービューはタケデンボンドと勝負付けが済んだ)タケデンボンドと差別化が済んでしまっている一頭に過ぎないのである。
ベッププリンスは、タケデンボンドと同じツキナイス組。ツキナイス組はこのレース出走9頭中5頭おり、2着タケデンボンド+0秒4、3着レインボービュー+1秒1、4着ベストイチバン+1秒3、7着ベッププリンス+1秒8、8着グリーンリック+2秒2である。ベッププリンスからレインボービューまでは0秒7差。この差なら逆転は不思議ではない。またタケデンボンドが抜けている存在なら、2着以下は混沌となるのは目に見えていて、力以上に展開が左右されるケースが多くなる。タケデンボンドからはるか6馬身後方の話だから、それも納得だろう。ツキナイス組は連続連対し、ここでは圧勝したタケデンボンドが0秒4差つけられたレース、トキオサファイアが出走した組よりは高レベルレースと考えられなかったか。
だがそれでもツキナイス組からベッププリンスだけを狙い撃ちするというのは難しいだろう。考え方としては、抜けているタケデンボンド軸の枠連、相手はツキナイス組の3~7着馬の枠連、4点買いか。枠連は57.9倍と荒れた。タケデンボンドの人気を考えれば、いかにベッププリンスの人気がなかったが分かる。こういった人気の馬が突き抜けた場合の2着、3着には人気薄が突っ込んでくることを感触として持っておかなければならないと思う。
ベッププリンスの父はハープアイル。北海優駿のシャーペンアイルを輩出した。シャーペンアイルは10歳を超えても高知競馬で走っていたので私もよく知っている馬だ。ハープアイルの父はシャーペンアップなので、シャーペンアイル祖父と父からとった名前だ。ハープアイル自体は決して良い繁殖成績とは言えないが、BMSに入ってもホクセツカントリーが中央勝ち馬となるなどBMSとしても現在でも活躍している。現役ではシンワツヨシが南関東での勝利を重ねるなど、来年以降もハープアイルの血は全国各地で活躍していくことだろう。このシンワツヨシ、父ブラックホーク、母父ハープアイル、何とも渋い。





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最終更新日  2015年05月16日 16時24分25秒
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