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あのダートの記憶

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2013年12月03日
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勝ち馬プロフィール
シンボリテンペスト号
父シンボリルドルフ
母スイートシオン
母父スポーツキー
2戦1勝
母父スポーツキーはニジンスキー直仔で阪神3歳ステークス勝ち馬ダイゴトツゲキ、デイリー杯3歳S勝ち馬ヤマニンファルコンを輩出した。
1993年1月16日の中山3Rより。このレース、勝ったシンボリテンペストは3番人気と、グローリーデイズ、アズマビューティに次ぐ人気であった。結果この3頭で上位を形成するが、4着以下とは9馬身差、シンボリ、アズマ両頭からグローリーデイズまでも3馬身がついている。私が思うに、過去のレースぶりから、連対した2頭と他馬ではスピードに差があったと思う。シンボリ、アズマが押し切った理由とグローリーデイズの敗因をここでは探っていきたい。
勝ったシンボリテンペスト。何より単勝がおいしかった。夏の新潟競馬芝1000mでデビューも出遅れが響き、4着。骨ズミにより半年休養後の今回の一戦となった。出遅れがなければというデビュー戦だったが、1秒1差4着、重い馬場の中で上がり35秒5なら上々。前につければ面白く、ダートに替わり1F延びるのも好材料だ。このメンバーではグローリーデイズの新馬戦2着以外は皆8着以下で、殆どが2桁着順。昔の未勝利戦はこういったケースが多かった(地方競馬が今の倍以上あったのも起因しているのか)。夏の競馬で好センスをみせていたシンボリテンペストだが、やはり半年休養明けというのが危惧されたのだろう、様子見という見解が多かったのかもしれない。後述するグローリーデイズの敗因を考えると、ここで最大級の評価をしても良かったのではないかと思う。因みに仕上がりの方はというと、乗り込み量も多く、陣営も初戦からの意気込みで出走させたのが分かる。最終追い切りでは格上馬に千切られたものの、全体タイムは良く、動ける体勢にあったと捉えたい。
アズマビューティは速力がメンバーの中では一枚上。新馬戦では芝のマイル戦を4コーナーまで先頭、続く未勝利戦でも逃げる脚を見せていた。ダート替わり、2F短縮も問題なく、むしろ良い方に働くだろう。こちらはシンボリと逆で、2度使われてきた強みを生かせるかどうか。速力と順調さで勝負。
レースでは今回は出遅れなかったシンボリが前へ。アズマも一歩も引かないが、アズマは無理をしてでも前へ。終始この2頭のマッチレースに。両頭共、上がりも39秒7でまとめ、3着以下を完封。3着入ったグローリーデイズも上がり39秒8でこの馬なりの競馬をしているが、上位2頭が強かった。ハナ切られて上がり最速を使われては、もう届かない。シンボリテンペストがハナ差凌いだところがゴール。勝ったシンボリテンペストは新潟の新馬戦で見せた非凡な才能を見せつけた。ゲートさえまともに出ればやはり好勝負、復帰初戦に妙味があった印象だ。2着アズマビューティもダートでは粘りが増した。2F短縮で最後まで押し切れたし、勝ったシンボリに最後は差し返すような競馬をみせた。強引にいった分もあり、僅かに届かなかったが、この競馬で良いと思う。そして離れること3馬身1/2、1番人気グローリーデイズが3着に敗れた。一言で言えば富田師も言われているように”パワー不足”か。必ず終いを使って伸びてくるが、同じ条件の前走5着が精一杯。堅実なのは評価したいところだが、入着が精一杯の馬に大枚はたくよりも、別路線組の今回の上位2頭のような馬に着目するのが筋ではないか。小柄な馬で、上積みも乏しい面もあるし、新馬戦2着の資質も再確認する必要があるだろう。
シンボリテンペスト、アズマビューティはそれぞれ新馬戦で見せた終いの脚、過去2戦で見せたハナを切るスピードから、今回でもそのスピードは最上位であることを伺わせた(シンボリテンペストは出遅れている為、ラスト3Fで評価することとする)。対してのグローリーデイズは差せども入着が精一杯の内容。新馬戦2着も、近走、特に同条件の前走で前半35秒1-後半39秒8の内容なら平々凡々、疑問を投げたかったところであった。






最終更新日  2013年12月29日 11時22分48秒
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2013年12月02日
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平成5年1月5日の中山12Rより。
1回中山2日目のダートは時計がかかる馬場となっており、競馬ブックに依りますと、900万下での良馬場の予測タイムが1分11秒6だったのに対し、このレースの走破時計が1分12秒6。かなり力の要る馬場だったことは間違いなく、加えて、ペース的にも差しが届き易い馬場になっていたのではないか。そんな馬場で近走の差し損ねを一気に払拭してみせたのがダブルアクセルだ。
ダブルアクセルは、父スルーザドラゴン、母父マルゼンスキーという血統。父はミルフォードスルー、テンザンハゴロモを輩出し、母父マルゼンスキーは言わずもがな。血統からいけば、ダブルアクセルは芝馬である。ただ、スルーザドラゴンは父シアトルスルーであるし、代表産駒こそ、芝で実績があるが、勝利数ベースで見ると、芝・ダート共に同程度勝っており、兼用種牡馬として捉えるのが良いかもしれない。このことから、ダブルアクセルも基本は芝だが、ダートも走れておかしくなかったであろう。アメリカ3冠馬シアトルスルーと、欧州芝で一時代を築いたニジンスキーが上手く融合され、パワーのある馬が誕生したのではないか。
このレース、人気となったのが1500万下から降級してきたコクトビューティーとイヨスイセイ。900万下は今回でそれぞれ4、3走目で体調も良かったが、決め手に欠いていた部分があり、特にコクトビューティに関しては1500万下の2着の実績を買われて上位人気が続いているが、足抜きの良い馬場を52キロで大駆けてのもの。力の要る馬場で力を出し切れないレースが続いており、今回の良馬場でもシンガリ大敗に終わっている。イヨスイセイに関しては、休み明けから4着、3着。着実に良くなっているし、「本来の素軽さが出てきた」とは相川師。軸としては良かったかもしれないが、それぞれ1秒2、0秒8差つけられてのもの。堅軸とまではどうだったか。そんな時こそ、良成績をあげているが、現級で足踏みをしている人気のない馬からいくのが筋。今回はその馬こそ、ダブルアクセルだったのではなかろうか。
ダブルアクセルは近5走、掲示板を外したのは1回のみで、東京競馬での不良馬場での10着。後は良馬場で全て掲示板に載っている。前出コクトビューティーとは真逆だ。必ず差してくる脚は持っており、全てが0秒7差以内。ただ、全てが1分12秒以上の決着で、時計がかかる決着を待ち望みしていた格好だ。連闘していたが、それでもここに中3週で出てこれるのは好調の証。好位で煮え切らない上位陣が相手なら、この馬の力のある脚で勝負できたのではないかと思う。この日の上がり36秒8は最速で、上がり2番手に0秒9をもつけるもの。ダブルアクセルの板についた差し脚がフルに生きた。
予想するにあたり、様々なファクターがあるが、馬場状態もその一つ。力にいるダート馬場と得意にしていたダブルアクセルと、苦手にしていたコクトビューティー。前走の同じレースに出走していた内容を見る限り、能力に差はなさそうであったが、今回は馬場の差で決着した感が否めなかった。






最終更新日  2013年12月29日 11時21分11秒
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2013年08月03日
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余談だが、昔、テレビの企画であらびき団というのをやっていた。その中で重政豊氏という人物が、大塚愛さんのヒット曲、さくらんぼに乗せて騎手の名前を言っていくというのがあった。えだてるお~♪のフレーズが流行り、JRAから新潟競馬場に呼ばれるなど、一時のブームを醸しだした。そんな「さくらんぼ」の替え歌の1フレーズに横山義行、横山典弘~♪というフレーズがある。まさにこの両者のワンツーとなったのが、平成5年1月24日の中山2レースだ。横山義騎手騎乗のビンゴエーブル、横山典騎手騎乗のマイネルイーグルのワンツーだった。前走は、両頭共に2着で、久々叩いた分だけビンゴエーブルが先着した感が。実力上位の2頭で連はガッチリと決まった。
今回の記事では、3着に入線した、サクラトキクインの好走例ということで、積極的競馬で馬が変わってきた例をピックアップしたい。サクラトキクインは父リファーズスペシャル、母サクラカナリヤといった血統。リファーズスペシャルは父リファール、芝の11.1FのG3を勝ち、芝8FのG1、フュチュリティSで3着している。産駒も芝での勝ち鞍が多いが、私的には代表産駒の1頭でもある、ランドスペシャル(900万勝ち)や、BMSになり準オープン勝ちを輩出したBMSとしての代表馬、アートオブウォーの例から、ダート向きの力強さもあったのではないかと思う。父ノーザンテーストで7勝したサクラスズカオーが半兄。芝の中距離で活躍し、障害転向後に2連勝と、コンスタントに活躍した。そんな血統背景にある、サクラトキクイン、前走はシンガリ負けからのここでの好走だった。では好走要因とは何だったのか。

1.元々攻めの動きは良く実戦では一息のタイプ
2.前走バテシンガリ負け(1800m)→今回1200mへの一気の距離短縮
3.思い切ったレースの”良い反動”

元々サクラトキクインは攻めでは動く馬であり、今回の時計も(66.0-51.8-38.6-12.2)となかなか良いタイムで上がってきている。管理する松本助手も。「今ひとつ攻めの良さが実戦に結びつかない」と話していた。態勢は整っているのだから、後はどう変わるか、だけ。状態は他馬とはヒケをとらなかったのは攻めの動きを見ていれば分かる。むしろ、他馬より良いぐらいだったのだ。
どう変わるか=どう変わったのか。一番変わった点というと、1800mから1200mへの3F短縮だろう。前述したように、父のリファーズスペシャル、半兄のサクラスズカオー共に芝の中距離で活躍するような馬だったし、ダート路線でも中距離で活躍する馬が出てきていた。且つ、芝の短いところでサクラトキクインは結果を出せていなかったので、前走の初ダート時は1800mという距離選択に至ったのだろう。その前走では通過順(2-1-1-2)と上手く先行できたが、上がり3F42.1を要してしまった。今も中山ダートは1200m、1800mが主流。1800mで逃げ、バテた馬が1200mで残るケースもある。サクラトキクインは1200mへの距離短縮で逃げて残れたケースとは違うのだが、それは後述したい。ただ、距離短縮といった選択肢は同馬にとってはかなりのプラスであったことは間違いなく、ダート短距離というのがベストだということが一目瞭然と分かった。
ダート1200mで結果を出せたサクラトキクインだが、実はこのレース、通過順(9-8-7)から上がり最速37秒9で差してきたのだ。先行し、バテた前2走とは全く違う競馬。だが、私はこの前2走で、結果はともかくとして積極的な競馬をしていたからこそ、馬が変わってきたのではないかと考える。松本助手も、実戦に結びつかないと嘆きのコメントの出した後で、こう続けている。「ここ2戦思い切ったレースをした効果に期待している」、と。この松本助手のコメントには大きな意味があると私は考える。能力はあれど、様々な要因で力を発揮できない馬はたくさんいる。これに何かの”良い”要因が加わると走ってくる馬もたくさんいる。サクラトキクインの場合、1つは、距離短縮で自らの適距離で走れたということ。これは境勝太郎調教師はじめ、陣営の英断だ。もう1つは、松本助手が言われるように、近2走で積極的競馬をした効果というものである。上手くサクラトキクインに実がが入ったきたのだろう。前走と比べても攻めの時計も3秒近く違うし、この時点で馬が変わっているのが分かる。積極的な競馬をしたというのはサクラトキクインにとって、非常に”良い効果”だったようだ。
2つの”良い要因”で激走したサクラトキクイン。6着以内が6頭、11着以下が6頭の12頭立てのレースだった中山2R。この11着以下の6頭から穴馬を探すには、良い要因というのを探さなければならない。平場にはこの良い要因がたくさん転がっていると私は思う。それは時代が変わっても変わり得るものではない。そんな良い要因探しに、私は今日も奔走する。






最終更新日  2013年08月03日 13時32分30秒
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世間の最近の競馬のイメージについて考えてみたことがある。JRAやNARの各競馬場はギャンブルというイメージの脱却を目指し、イベント、施設に工夫を凝らす。昔であれば、鉄火場として売り出していても、売り上げ、来場者共に申し分ないほど得られていた。ところが、昨今の長引く不況や世間の競馬離れは加速していっており、特に若者の競馬離れは深刻なものとなっている。新規顧客獲得の為に様々な取り組みをやっているが、まだ目立って実績は表れていない。昨年JRAが推し進めた若者向けのインターネットでのイベント。エヴァンゲリオンとタイアップ、AKB48とタイアップし、若者へ競馬に興味を持ってもらおうという試みが展開された。ほんの事から興味をもってもらい、競馬人口の増加に繋げていってもらいたいものだ。イベントの充実、施設の充実こそが、競馬のイメージの向上、ゆくゆくは競馬人口の増加、売り上げ増加にもつながっていってくれるのではないだろうか。JRA、NARの今後の取り組みを期待したい。
その中で、私は競馬場の施設、風景が大好きだ。初めて来た競馬場では必ず場内を一周する。競馬場の風景に同じものは一つとしてない。発売所にしろ、馬場にしろ、食堂にしろ、全て違うのだ。その違いを楽しみつつ、競馬をするというのも、競馬場の楽しみ方の一つかもしれない。
今回は、競馬場の中の中、内馬場が充実している水沢競馬場が舞台だ。私はまだ水沢競馬場には行ったことがなく、インターネットで知り得た情報でしかないが、内馬場にサッカー場や遊園地、芝公園などがあり、多く家族連れがにぎわうそうだ。競馬は外でやる開放感があるスポーツ。この自然の、家族で楽しめるスペースは良いな、と思う。
水沢競馬場の素晴らしい内馬場の公園に賞賛するかのように、父にパークリージェント、父母父ヴィクトリアパークを持つパークファイターという名に公園の英語がつく馬が初勝利を挙げた1998年1月4日の水沢競馬1Rの回顧録。
言うまでもないが、パークリージェントは1994年、2000年度に地方競馬のリーディングサイアーとなっており、地方でその血を席巻した馬。多くの地方重賞勝ち馬を輩出しており、その血が地方競馬に貢献したモノは大きい。パークファイターの母父のサンシーはフランス産、ハギノトップレディを出した。パークファイターはデビューから2戦目からが現級での勝負。2戦目に2着した後の前走が秀逸で、タイム差なしの2着と好走している。2走とも、馬場が渋っていたとはいえ、1分28秒台で走れており、同レース出走の、ワイルドランナーには0秒8差。もう出番だった。
パークファイターの軸はスンナリ決まり、さて、相手はというところだが、私はここもスンナリと決めることができた。この時点で前走馬券に絡んだ馬は3頭いるが、真っ先に嫌ったのがファストキャスターだ。確かに1分28秒台でタイム差なしの2着と、前走はこの馬の力を示すには十二分な結果だが、間隔が1ヶ月空いている点に着目。残り開催が少ない状況のこの時期の水沢開催で順調さを欠いていると判断したのだ。ファストキャスター以外は全頭12月22日、23日に使っており、人気なら嫌ってみたかった。ここでは勝ち馬から2秒5離れた6着に惨敗。残ったのは前走パークファイターから0秒8差の3着のワイルドランナー、前走0秒2差の2着のトキノハイスピード。この2頭には2馬身の差がついている。(ワイルドランナーが先着)この2頭の間にあったものとは一体何なのか。
まず私が思ったのが、トキノハイスピードは前々走が1番人気に推されるものの、パークファイターから0秒5遅れるなど精彩欠き3着がやっと、前走も2着と良い競馬に見えるが、1分29秒0の平凡な勝ちタイムのレースで勝ちきれていない。これで人気ともあらば、強気に推すことはできるだろうか。答えはNOだ。対するワイルドランナーは前走3着だが、こちらはサーストンバッカー、パークファイターの2頭が抜きん出たレベルの高かったレースで、「政策欠き3着」という表現ではなく、「3着を誇示した」というのが当てはまる。そして連対経験もトキノハイスピードを同じくある。そうなれば必然と、レースレベルが高かったと言える、前走のサーストンバッカーが勝って2着にタイム差がなくパークファイター、そこから0秒8差とはいえど、「3着を誇示した」ワイルドランナーのC2級のレースを素直に評価して、2、3着馬のワンツーありき、と捉えるのが筋で間違いなかったと思う。相手関係の強弱の見極めは難しいが、私は推測も踏まえて上手い具合に予想できたと思う。実際の2馬身という差をみても、ワイルドランナーの闘ってきた相手のほうが強く、トキノハイスピードの闘ってきた相手のほうが弱かったのではないかと思う。
ヴィクトリアパーク→パークリージェント→パークファイター→水沢競馬場の内馬場のパーク・・・LCCも大分浸透してきて、国内線も賑わってきた日本の昨今。水沢競馬場へは仙台空港からのアクセスは悪くない。私も近いうちには伺おうと思うが、その際は水沢競馬場の内馬場の芝公園でのんびりする時間を作りたいな、と思う次第である。






最終更新日  2013年08月03日 13時29分11秒
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2013年08月01日
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私の回顧録も、平成5年まで遡ってしまった。1993年というと、1987年12月生まれの私は5歳になったばかり。競馬を始めた年齢はそんじょそこらの人には負けないぞ、と自負している私も、流石にこの歳では競馬はしていなかった。まだ5歳では漢字も読めまい。が、大相撲の力士の漢字は何故かスラスラ読めて、周りの大人を感嘆とさせたものだ。この頃、既に私は新聞を読んでいたらしい。25歳になった私は競馬新聞しか読んでいないが、5歳の頃の私を見習わないといけないのが何とも悲しい。
その1993年中山競馬オープニングを飾るレース、1月5日の1Rの回顧。
このレース、単勝1.7倍の断然人気に推されていたフォスタールビー、結果1着となるのだが、兄弟馬に札幌記念を勝ったフォスタームサシがいる。兄弟を調べてみると、母の初年度産駒が1973年のシーデンラークでビックリ。フォスタールビーで母の仔としては15番仔だった。そんなフォスタールビーはこれが6戦目で、ダートは(0,2,2,0)と、芝で負けてからのダート4戦では非常に堅実な面を見せていた。特に近2走の中山ダ1200mに移ってからの2戦は連続2着、前走は逃げて勝ち馬とタイム無しで、この評価も頷けるところだ。コンスタントにレースに使えているのも強みで、よほどの相手でない限り、未勝利脱出は叶うだろう。実際のレースでも、先行争いを制し、直線では4馬身差の完勝劇。惜敗続きに終止符を打ったフォスタールビーが順当に勝ち上がった。2着にはリキアイギャル。
フォスタールビーが1.7倍の人気に応えられるかが焦点となったレースだが、もう1頭、3連続2着でフォスタールビーを倒すのはこの馬か、という馬がいた。結果4着に敗れてしまったニッポーバーディーだ。ニッポーバーディーの3連続2着というのは、実は芝でのもの。ダートは(0,0,0,1)で、新馬戦で1秒5差の6着に敗れている。この時も芝戦同様、2番手からの競馬で先行できていて、確かにテンは速い。しかしながら、芝でテンで行かせて結果を残している馬が、ダートでは1秒以上も差をつけられて負けてしまう点は大いに疑問だ。考え方としては、芝で3連続連対、内容も良く、さて次も芝の短いところで未勝利脱出を狙おうかという馬が新馬戦で惨敗しているダートに使ってきて信用しても良いか、ということ。答えはNOだろう。これほどの馬が逆にダートで走らなかったことに対して、ダートは走らない馬と捉えるべきではないか。実際に管理する稲葉師も、「本質的には芝向き」と言っておられたように、要はスピードが生かせるのは芝でこそのものということ。ここでも良いスピードは見せていたが、勝ち馬のスピードが上で、ついていけなくなり、苦しくなってしまった。パワー型の「ダートのスピード」がなく、勝ち馬と一緒に前で競馬をしていたのでは、流石に着は拾えなかったか。芝のスピードとダートのスピードは違う、ということ。ニッポーバーディーが良い例だと思う。
フォスタールビーはここではモノが違った。何より前走の内容を見れば、他馬とは一目瞭然。個人的主観に過ぎないが、前走ダート短距離の未勝利で逃げて勝ち馬からタイム差なしという馬は同じ距離に出ると、結構な差をつけて勝つ印象。こういった馬にはいかに人気であろうと逆らえないか。「芝のスピード」と「ダートのスピード」の違いを教えてくれたニッポーバーディー。唯一ダートを使ったデビュー戦の6着、1秒5差という結果を受け止め、危険な人気馬ということを肌で感じないといけない。ダートは合わない。この2頭の取捨選択がこのレースのポイントであったと思う。
昔の回顧は、調べることも多く、またこれが面白い。






最終更新日  2013年08月01日 19時35分53秒
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2013年07月28日
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ソシアルバターフライは、トウショウ牧場に大きな血脈と功績を残した。1967年に生まれたトウショウビットを皮切りに、10世代で58勝、その中には天馬、トウショウボーイの名もある。母として、どの父でも成績を残す仔を産み続けたことは素晴らしいし、トウショウボーイの半弟達が種牡馬入りして重賞ウィナーを輩出している面からも、どんな血統にも左右されない絶対的なソシアルバターフライとしての血の偉大さが分かる。今回はそんなソシアルバターフライから産まれ、ダンディルートを父に持つトウショウルチェーの仔、アルファルドが主人公だ。
トウショウルチェーは父として、中山牝馬Sを勝ったジムクインを輩出した。母父としてはクリスタルCを逃げ切った快速馬、セントミサイルを輩出。3代前に遡ると、北九州記念を勝ったトッププロテクターがいるが、本質はマイラーで、芝1600mのOP特別を3勝している。トウショウルチェーは1600m以下の前で競馬をする馬を輩出するに長けていると見て取れる。(少なくともアルファルドが勝った1992年の時点では勿論の事こういったデータはなく、後出しとなってしまう点についてはご容赦いただきたい)だが、トウショウルチェー産駒の傾向というものはこの時点でも如実に表れていた。産駒が旧4歳を迎えた1991年、アルファルドと同じ4歳未勝利戦で勝ち上がる例が多く見られたが、トウショウルチェー産駒のダートでの勝ち鞍11鞍を調べたところ、ダート1200m以下が8鞍、その中でダート1000mは6鞍というダート短距離で勝ち上がるという傾向があった。中でも、4歳未勝利での勝ち鞍7鞍は全て1200m以下、極めつけは、札幌ダート1000mで3勝していたのである。この年のダート勝ち鞍の平均距離は1227.3m。ソシアルバターフライの偉大な血はトウショウルチェーに周到にスピードとして受け継がれていたのだ。
話をレースに移す。アルファルドは6月の札幌の未勝利デビューと、遅くなった。ダート1000m8頭立てで行われたこのデビュー戦は3番手から進め、5着。勝ち馬には千切られたが、2着とは0秒4差の着差であった。続く2戦目は札幌ダート1700mで逃げの一手に出る。流石に距離が長かったのか、バテて10着。そして3走目の今回が、ダート1000mでの未勝利戦となる。前述したトウショウルチェーの傾向もさることながら、デビュー戦で見せた非凡な1000m適正は注目しておかねばならない。既走馬相手で2着馬とコンマ4秒差の勝負ができるのだから、参考外の前走を叩かれて3走目の今回、更なる上積みと能力を発揮できる場での同馬は要警戒だ。参考外といえど、前走、逃げる競馬ができている点も上積み要素の一つではないか。鞍上の加藤騎手も、叩きつつ良くなっているとコメント。調教でも前走より同騎手が付きっ切りで乗っていた。鞍上が滞在で同馬を理解していたのもプラスに働いたようだ。こと、アルファルドに限ったことではないが、この時期の未勝利戦となると、いよいよ正念場で、各陣営、何が何でも勝つつもりでレースに使ってくる。しかし、ここまで未勝利なのは何かしら要因があるはずで、多く出走している馬程、それだけ勝てていないのであるから、要因も深いものがあるように思える。アルファルドは3戦目、この時期の未勝利戦ではほとんど使えてない部類に入る。こういった馬が適条件であっさりと勝つケースは今昔、少なくないケースとなっている。結果、ここではアルファルドは2着に6馬身をもの差をつけて圧勝することになるが、札幌1000mでの適正、この時期での3走目・上積みという利点、そしてトウショウルチェーの産駒に伝える非凡なスピード・ソシアルバターフライの血が相まってこの圧勝劇を生んだのである。
その他の馬では、ワンサイドシチーが2着、単オッズ2.7倍の支持を集めたコウエーラピッドが4着。この2頭の差は、そうなかったように思える。私は果たしてコウエーラピッドがワンサイドシチーと有意差のある単勝2倍台の1番人気馬かと言われれば、疑問符がつく。5日目に同じ札幌ダ1000mの未勝利戦を使われ、ワンサイドシチーが1分1秒4の3着、勝ち馬とは0秒3差、コウエーラピッドは1分1秒1の2着、勝ち馬とは0秒3差、どちらもハナを切ってのレース運びだった。両馬とも、6戦、5戦している中での今回のレース。1分1秒を切るぐらいのレースだと、実力の程も見て取れるのだが、このタイムで優劣を図るというのは安直な考えではなかろうか。同程度と捉えることはできても、コウエーラピッドがワンサイドシチーより、上、という評価はしてはならないことである。
ソシアルバターフライが遺した血統の世界は非常に広く、現在の日本競馬にも大きな貢献をしている。トウショウ牧場を支えたソシアルバターフライ。一時代の栄光もさることながら、現在もまた、彼女の遺した血を引いた馬達の活躍が各競馬場で見られることだろう。






最終更新日  2013年07月28日 22時26分05秒
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2013年05月05日
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2012年11月10日の高知7Rより。
このレース、前走の時計が1分30秒を切っていたのは、サイラニトポリニア、カーライル、ガンバレシャチョウ、チャンピオンバージの4頭。その中でも、カーライル、ガンバレシャチョウ、チャンピオンバージが1分28秒0以内(注・4頭中、サイライトポリニアは1分29秒1でクラスは3頭より高いものの、時計面で次点)で、中でもチャンピオンバージの1分26秒2は際立って速く、焦点は3頭の争い、中でもチャンピオンバージが抜けている様相を呈している。3連複、単勝のオッズでもそれが見て取れるが、問題は2、3着争い。今回はガンバレシャチョウとカーライルの違いについて触れ、3連単5.4倍が1点で取れるべく、どう予想すれば良いかを論述していきたい。
まずその前に、このレースが本当に3頭の争いだったということを示す為、他出走馬との差別化についてみていきたい。ヒシカツジョージ、アイオライト、ミスコーカサス、リミオンは1分30秒以上かかっており、前走タイムで2秒以上の有意差が上位3頭とついており、狙えない。サイライトポリニアは前述した時計だが、更に細かくみていくと、10月7、8日の開催で上位3頭とは0秒8以上(※開催日違う為一概には言い切れませんが)、10月13日の開催で上位3頭とは1秒1以上、10月21日の開催で上位3頭とは1秒5以上の差(いずれも最もタイム差がないサイライトポリニアと上位3頭ととで計算)がついている。これだけ材料が揃えば逆転もよほどのことがない限り不可能と判断できる。今回、サイライトポリニアも馬券圏内には厳しいとの判断。
では、残った3頭の争いについてだが、勝ったチャンピオンバージはJRAからの転入3戦で全て1分26秒台の時計。カーライルとも有意差を持っており、不動の軸である。残る2頭の2着争い、10月7日以来の直接対決となる、カーライルvsガンバレシャチョウだ。その時はカーライルが1着、遅れて3着・0秒7差にガンバレシャチョウが入線している。近5走の時計面では概ねカーライルのほうが上だが、ガンバレシャチョウが速い時計を出している開催もある。10月7日の直接対決での結果、近5走のタイムの面からカーライルの方が人気になるであろうが、逆転を狙う立場のガンバレシャチョウ、その最大の要点がある。それは、今回のタイトルにもなっているガンバレシャチョウの末脚だ。ガンバレシャチョウの近5走を見ていると、最後方からレースを進めたのが4走、後方2番手からレースを進めたのが1走と、末脚一辺倒なのだ。元々カーライルは逃げ・先行馬。10月7日勝った際は逃げ切り。次走の連対時は早め先行。となれば、勝ちにいくにはチャンピオンバージに競りかけに行くはずだ。しかし、チャンピオンバージの逃げは強力。まともに競りかけていったならば、その反動は必至。そこに食らい付くはガンバレシャチョウ、というわけだ。レースは生き物、上手く嵌ってこそだが、ここまで脚質がしっかりしていると、狙いやすい。実際のレースでもチャンピオンバージの強さばかりが際立っていて他馬が目立たないが、ガンバレシャチョウの末脚は鋭く、先行激化で疲弊したカーライルをきっちり捉えられた。今回のポイントだが、

カーライルの先行力とガンバレシャチョウの末脚、勝ち馬の強さを考えたら後方にいるガンバレシャチョウの末脚が断然有利

この点に尽きよう。レースの上がり3Fだが、チャンピオンバージ40秒3、カーライル42秒8、ガンバレシャチョウ40秒4である。カーライルも勝ちに行っての競馬だから相手が強かったし、この結果は仕様がない。しかし、馬券を買う側からすれば、この展開を予想し、チャンピオンバージ→ガンバレシャチョウ→カーライルをバシッと取ることが求められる。
それにしても社長の末脚には感服だ。相変わらずこの時期の3歳強し!






最終更新日  2013年05月05日 21時42分06秒
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2013年05月04日
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2月13日の笠松競馬2Rから。
この日は笠松競馬場で安藤勝己騎手引退セレモニーが行われ、岐阜県知事から感謝状が贈られなど安藤勝騎手の新たな船出にファン、関係者が一堂に会した。
安藤勝騎手が残した功績はあまりに大きく、彼が残した数々のG1タイトルもしかり、地方競馬騎手の中央競馬への挑戦の門戸を開いたのは彼のお陰である。岩田騎手、内田博騎手、戸崎騎手、小牧騎手、赤木騎手、鷹野騎手が中央競馬を盛り上げているのは周知の通り。先駆者として、またトップ騎手として君臨し続けた偉大な功績は必ずや、彼らが引き継いでいってくれることだろう。安藤勝騎手、本当にお疲れ様でした。
安藤勝騎手が乗った馬で、私が感嘆しきっているのが、テナシャスバイオである。1999年、7歳(旧年齢)を迎えた同馬は2400m戦の琵琶湖特別に安藤勝騎手騎乗で出走。近走の不振もあり、11番人気の評価だった。これをアネーロをハナ差交わし1着!次走は重賞で12着、自己条件に戻って14着、8着と奮わず、前回の勝利から4走後に再び安藤勝騎手に戻ってきた。ここでは12番人気。何とここを最後方から、しかも上がり最速で、上がり2位の馬とは1秒以上も違う脚を使って2馬身半の差をつけ快勝!凄いの一言だ。そして次走の烏丸Sでも4番人気からマクって勝利。11、12、4番人気での騎乗機会3連勝は言葉が出ない。私はテナシャスバイオこそが安藤勝騎手の優れた騎乗技術の裏返しになる馬ではないかと思う。
そんなテナシャスバイオと同じ馬主(中央時代)さんであったトライアンフバイオが今回の主役。これも偶然か。トライアンフバイオはソエでここまで休んでいたが、笠松転厩後の2戦がいずれも好内容。転厩初戦は睦月賞2着馬のデルマボウズダヌキに千切らたレースは仕方なく(2着)、次走2戦目ではきっちり逃げ切って当地初勝利を挙げてみせた。アリオンスカイ、ヒシトパーズが人気となっていたこのレースだが、どうしても馬柱だけみれば地味に思えてしまうトライアンフバイオ。しかし既に4組を勝っているという事実は、手薄なメンバーでまだ上のクラスとの対戦がない未知数のヒシトパーズ、デルマボウズダヌキが圧勝したレースで同レースに出走していて先着を許したアリオンスカイより評価すべきものは大いにあるのではないか。井上師が言われるように、素質があったということ。ヒシトパーズの派手な勝ち方を評価するのではない、4組で勝っている既成事実、実質は連勝級(重賞2着・デルマボウズダヌキがいなければ・・・)のトライアンフバイオの”素質”を評価すべきなのだ。
テナシャスバイオの能力を全開に引き出した安藤勝騎手のように、トライアンフバイオの能力を全開に引き出したのが吉井友騎手。安藤勝騎手は、競馬は騎手の能力でも決まる、というのを教えてくださった騎手でもある。安藤勝騎手が残した笠松競馬で、来週からまた熱い!ジョッキー達、馬達の戦いが始まる。文中でも書きましたが、本当に、本当にお疲れ様でした。数々の感動をありがとうございました。






最終更新日  2013年05月05日 21時43分36秒
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2013年05月03日
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表題の通り、ジェニュイン産駒のドナアンカーが高知7Rで3連勝、年末の初勝利から垢抜けた感じで、今後の走りも楽しみだ。
そんなジェニュイン産駒、最近見る機会もめっきり減ったな、と調べたところ、2001年~2011年迄10年間続いた産駒の勝利も、昨年ストップし、5頭14回の出走で馬券に絡むことはなかった。種牡馬デビュー後数年は、100頭を超す種付けを行っており、人気種牡馬だったジェニュイン。現実は非常に厳しいが、ジェニュインの仔の雄姿を今一度見たいものだ。
まずは勝ったドナアンカー。年末の初勝利で垢抜けた、と書いたが、まさにその通りで、年末のC3-5組の一戦が1分24秒5(不良)の好タイム。上がりも39秒5でまとめ、前走以前と内容が完全に一変している。そして連勝を飾った前走も、同じく1分24秒5の好タイムで快勝。3走前完敗したマグビーソングにも0秒8をもちぎった。逃げて崩れず、近走が素晴らしい内容。C3級のメンバーなら崩れる要素がないし、勢いで3連勝の可能性高しと踏む。
レースではドナアンカーのスピードが一枚上手。スタートからテンも速く、無理なくハナを切る。よどみなく流れた道中も行きっぷりが良く、4角で2番手集団にステッキが入る中、永森騎手の手綱は持ったまま。直線に入り、追い出すと抜け出た2頭の追撃を振り切り4馬身差の完勝であった。
追撃の2頭はホーリーウーマンとジーティルピア。ホーリーウーマンはさほど人気も無く、馬券的妙味もあった。正月競馬のC3トのレースでは10着、4着のエアリーズと差があるようにも見えるが、前後のレースが秀逸で、共にC3-2組のレースで3着、4着。特に3走前のC3-2組のレースでは逃げてコンマ1秒差の3着。十分にこのクラスでやれる能力は持っていた。加えて少頭数なのもホーリーウーマンには向いたか。上手く好位につけられる競馬ができた。どのレースでも先行力を示せているのはこの馬にとって、強みだ。このレースでも、3角ではジーティルピアと共に4番手以下を3馬身離しており、結果、このリードを守り切ることができた。地方競馬は先行有利、と何度も力説しているが、このホーリーウーマンのような事例を私は言いたいのである。
ジーティールピアが3着。好位追走できたのが好走の要因か。まだ、掴めない部分も多く、先行馬が多いレースには向かないだろう。展開の上積みが大きいように思える。
エアリーズが5着と伸び切れなかった。4角では盛んにムチが飛びながら後退していってしまった。C3-1の選抜クラスでそこまで負けていない点から、このクラスでは、と思われた人気であろうと思う。ただ、単純にタイムを比較してもホーリーウーマンとで、1400mで0秒3の着差。少頭数で馬群は捌けるが、後方勢には速い上がりを使える馬がおらず、早めに動けないし、動くタイミングも難しいところ。加えて、雪崩れ込むタイムの差し脚質(昔の、金満血統王国でいうところのブラックタイアフェアー産駒パターン。分かり辛い説明ですみません)、これらの危険要素を頭に入れなければならなかった。
先行馬3頭で決まったこのレース。3連勝のドナアンカーの勢いは昇級しても通用するか否か。前述ジェニュインは中央でこそ、奮わない成績だが、昨年、園田競馬のメイレディを出した。現役時代のあのスピードを、産駒へ。ジェニュインのスピードを受け継ぐ者は今後現れるのだろうか。






最終更新日  2013年05月05日 21時45分24秒
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2013年05月02日
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1月20日高知5Rの回顧録。
A2選抜馬となったこの一戦。選抜馬の為、前走A級連対馬4頭に加え、重賞高知県知事賞出走3頭を加えた難解な一戦。
私は、12月31日にA級マイルで走っている馬が5頭、高知県知事賞で走っている馬が3頭いるのに着目(出走馬の8/9)、マイル戦を使っている馬はタイムを比較し、高知県知事賞組といずれにも属さないノーブルマンは高知県知事賞の着順と近5走の相手関係を重視して予想した。
私が本命に推したのはノーブルマン。12月31日を使っていない為、相手関係だけの判断になるが、近5走の中でA-1選抜勝ちが2回、黒潮MC3着と実績は最上位。持ち前の先行力が何よりの武器で、特に3走前のブレーブキャンターに先行し、並びかけて押し切る競馬は高知所属馬でも指折りのものだ。1ヶ月の間隔はあくが問題ないし、実績では頭一つ抜けている感がある。ここも先行し、他馬をねじ伏せる絶好機だ。
対抗に、リワードプライトン。1分45秒0は12月31日マイル出走組の中で一番時計が早く、前走の1300m戦は1秒2千切る圧勝。この馬も先行力に富んでおり、勢いはメンバー中随一。混戦の中だが、前走圧勝が一押しに繋がる要因になりそう。
この2頭のワイドが本線。高知県知事賞組はいくら2400m戦とはいえ、一番着順が良かったベルモントパッシオですら3秒7差の4着。各々がA-1選抜戦では水を開けられているのもあり、ベルモントパッシオを主導とする、この路線に疑問、実績のノーブルマン、マイルタイム優秀・勢い有りのリワードプライトンには敵わないとの見解だ。
レースでは、ノーブルマンは3馬身離しての逃げ。赤岡騎手騎乗の(佐々木竹見カップ2013の第1戦は非常に見ごたえのあるレースでした)ナイキヴァサーリが2番手、更に2~3馬身差で集団、といった展開であった。ノーブルマンの逃げは楽そうで、差が詰まってきた時にも余裕があるように見えたが、200mを切ってから苦しくなった。ナイキヴァサーリ、3番手から4角で先頭集団に取り付いてみせたリワードブライトンが外から強襲。結果リワードブライトンがナイキヴァサーリを差し切り、勝利、ナイキヴァサーリが2着となった。ノーブルマンは苦しいながらも粘りを見せたが、最後の最後で追い込み勢のマンテンスカイとレッドライオンに差しきられた。
ノーブルマンは1600mもA-1選抜で勝っているように問題はないが、ベストは黒潮MC3着がある1300m戦か。今回もマイルで他馬を引き離しての逃げに最後で捕まるという競馬。それでも勝ち馬とは0秒3差であるから、距離短縮のノーブルマンは怖い。12月12日のA-1選抜戦・マイル戦での負け方を重視するべきではなかったのか。
リワードブライトン、ナイキヴァサーリを簡単に振り返ると、リワードブライトンは31日のマイル戦の時計が示していた通り、上位に来れたが、勝ち切るまで至ったのは前述した「勢い」もあるのではないか。近年、躍進してきている永森騎手の手腕も高く評価したいところだ。ナイキヴァサーリ、全く無駄のない競馬。相変わらず、赤岡騎手の素晴らしさが十二分に発揮されたレース。JRAを引退した安藤勝騎手がおっしゃっておられた、「私は馬に合わせて乗っているだけ」という言葉。まさに赤岡騎手に当てはまるのではないか。今回も、その素晴らしい騎乗ぶりは賞賛に値する。見ていて気持ちが良い。
穴をあけた同着の3着2頭。ここでは、レッドライオンについてみていきたい。
レッドライオンはセレクトセールで4725万円で取引された馬。ボストンハーバーを父に活躍したウエスタンビーナスの半妹である。5400万、一口13.5万円と高額な募集価格であったが、中央競馬での戦績は奮わず、500万下で2着、3着するものの、引退、地方競馬への転厩となっている。
7歳となったレッドライオン、前走はリワードブライトンと同じA-3級のレースで4着(リワードブライトンとは0秒5差)。前々走はマンテンスカイと同じA-3級のレースで、勝ったマンテンスカイから0秒3差の2着。A-1級では7着、9着と奮わず、それぞれノーブルマンと1秒3、2秒3の差をつけられていた。同レース出走組で、ノーブルマンとは有意差がついているが、他馬には負けているものの、有意差がついているまでとはいかず、2、3着争いの逆転の可能性を探ることはできる。その逆転の鍵となるのは、私がこのレースの一つのベクトルとした、31日のマイルの走破時計である。1分45秒0のリワードブライトンは確かに頭一つ抜けていたが、次に来るのは何を隠そう、レッドライオンの1分45秒5なのだ。このタイムはマルハチゲティとタイで同じ、ナイキヴァサーリとは0秒1早い時計だ。このメンバーの近5走の中にも勝ち馬、一部2着馬としてちらほら登場するリワードアリオン。そのリワードアリオンに0秒6差ということは、リワードブライトンは勿論強いが、レッドライオンも強いということだ。リワードブライトンが次走圧勝しているのだから、レッドライオンの大駆けも予想にたわいもない。反省すべきは、リワードブライトンを中心視するなら、0秒5差の差なら、レッドライオンも必ずみておかなければならないという点だ。前述したように、リワードブライトンが強いなら、レッドライオンも強かったのだ。
レッドライオンの大駆けでヒモ荒れとなった一戦。ちなみにレッドライオンとはカクテルでもあり、ピーフィータージン、オレンジキュラソー、オレンジジュース、レモンジュースで作る。私の出資馬、ジンジャーミストもカクテル(アイリッシュミスト+ジンジャーエール)が由来である。競走馬名でのカクテル作成というのも、面白いやもしれない。






最終更新日  2013年05月05日 21時47分29秒
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