マイライフ・マイシネマアルカディア

2014/11/29(土)20:00

「フューリー」

映画館で見た映画(514)

ブラピ、この作品をプロデュースして出演して、何を訴えたいのか。 孤軍奮闘した小隊、残った一台の戦車を讃えたいのか。 戦争における悲惨さが随所にあり、辛くなる作品であるし、ドイツ、特にSSへの憎しみを煽る内容である。なにゆえに制作したのか。どうしても考えてしまう。 ドイツの戦車の素晴らしさ、タイガーの屈強さは今さら言うまでもなく、この作品でも4対1の戦車戦のシーンでもその破壊力の凄さ、頑丈さは十二分に映し出してくれる。 世界一戦闘能力の高いタイガー戦車を持つドイツ、世界一戦闘能力の高いゼロ戦戦闘機を持つ日本、技術力の高さだけでは戦争に勝てなかった。物量にまさる連合軍だから勝利したのだろう。 無情で悲しくなる作品だ。 フューリーとは憤怒(ものすごい怒り)だ。この作品では孤軍奮闘する戦車の愛称である。 2014年/アメリカ/135分/G 監督:デビッド・エアー 出演:ブラッド・ピット シャイア・ラブーフ、ローガン・ラーマン、マイケル・ペーニャ、ジョン・バーンサル、ジェイソン・アイザックス、スコット・イーストウッド 原題:Fury お薦め度 「フューリー」★★★☆(70%) 字幕翻訳:松浦美奈

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