2016/10/25(火)18:30
「ジェイソン・ボーン」
見ごたえあるなぁ。のっけからのドンパチ、カーチェイス。ハリウッドでなきゃ、作られない作品だ。冒頭のアテネのシーンは圧巻だ。
スナイパーというか、暗殺者というかヴァンサン・カッセルが出てくるのは見どころなのかな。私は女性CIA局員のアリシア・ビカンダーに魅かれたなぁ。美女には一歩足りないんだけれど何か魅力ある女性だ。女神(ニンフ)とでも言えようか。さて、ジェイソン・ボーン(マット・ディモン)の無敵さ、立ち回りの良さを存分に見せてくれて仇敵(ヴァンサン・カッセル)との死闘は、これまたクライマックスで見どころである。カーチェイスの圧倒的破壊力をまざまざと見せてくれる。ただ、決着のつけ方が映像としわかりにくかったかな。ラストもちょっと意味不明に感じた。作品のディテールとして気になるところが散見し、ちょっと惜しい気がした。しかし、映画館で見るには迫力満点。ジェイソン・ボーン復活、続編製作となればうれしいな。
2016年/アメリカ/123分/G
監督:ポール・グリーングラス
出演:マット・デイモン、トミー・リー・ジョーンズ、アリシア・ビカンダー、バンサン・カッセル、ジュリア・スタイルズ、リズ・アーメッド、アトー・エッサンドー、スコット・シェパード、ビル・キャンプ、ビツェンツ・キーファー、スティーブン・クンケン
原題:Jason Bourne
お薦め度
「ジェイソン・ボーン」★★★★(80%)
字幕翻訳:戸田奈津子