2018/09/30(日)10:30
「アベンジャーズ インフィニティー・ウォー」
こんな作品が作られて良いのだろうか。
戦いが世界的でなく、宇宙に広がり、時空を超えて戦うことになり、虐殺が行われる。
ある種、勝者の論理で繰り広げられる戦い。
疑問を呈したいことは山ほどある。このような作品は作られてはならないし、公開してはならない。
巷での争い事、それはあっていたしかたない。そのいざこざにより争いが繰り広げられ強いものが勝つ、あるいは正しいものが勝つ。それを見て楽しむ。それが、映画であるはずだ。
それが、この作品では、何のための戦いかわからなくなってしまう。勝利したものも、勝者なのか。わからない。この結末にて、見るのではなかった、見るべきではなかった、と思えた。
ただの娯楽であるべき活劇、アクション・ムービーが大量虐殺を正当化するような筋書。つぎつぎと消えていくヒーローたち。見るも無残。
2018年/アメリカ/150分/G
監督:アンソニー・ルッソ
出演:ロバート・ダウニー・Jr.、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、クリス・エバンス、スカーレット・ヨハンソン、ベネディクト・カンバーバッチ、ドン・チードル、トム・ホランド、チャドウィック・ボーズマン、ポール・ベタニー、エリザベス・オルセン、アンソニー・マッキー、セバスチャン・スタン、トム・ヒドルストン、イドリス・エルバ、ピーター・ディンクレイジ、ベネディクト・ウォン、ポム・クレメンティエフ、カレン・ギラン、デイブ・バウティスタ、ゾーイ・サルダナ、ビン・ディーゼル、ブラッドリー・クーパー、グウィネス・パルトロウ、ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン、クリス・プラット、ダナイ・グリラ、レティーシャ・ライト、ウィリアム・ハート、ウィンストン・デューク、フローレンス・カスンバ、ジェイコブ・バタロン、ケリー・コンドン、アリアナ・グリーンブラット、マイケル・ジェームズ・ショウ、キャリー・クーン、トム・ボーン=ローラー、テリー・ノタリー、ロス・マーカンド、サミュエル・L・ジャクソン、コビー・スマルダース
原題:Avengers:Infinity War
お薦め度
「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」★★(40%)