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テーマ:最近観た映画。(38846)
カテゴリ:家で見た映画
「新しい人生のはじめかた」と邦題にはあるが、”ラストチャンスだ!ハーヴェイ!”とした原題のほうが、作品の内容を色濃く表している気がする。いつも【映画.com】を参照させていただいているが、チラシの画像がないので本邦公開(劇場公開)されなかった作品なのかな、と思えた。よくよく調べるとシャンテ・シネなどでロードショー公開した軌跡(キャッシュ)があるけれど、ヒットしなかったんだろうなぁ。 ダスティン・ホフマンとエマ・トンプソンのカップリングなんて、老人とおばさんの組み合わせで、美男美女でなくセレブでもないと思えるので興味が持てるか心配した。しかし、偶然の出会いから、積極的なダスティンの追跡を毛嫌いもせず受け入れたエマの姿勢に驚くものの、その度量の広さがあってこそ成り立つドラマであった。ダスティンをすけべオヤジやストーカーだと逃げたり、しり込みしていてはこの展開は望めなかった。 なんとなくイギリスを毛嫌いしていた主人公が、娘の結婚のためにやむなく週末のニューヨーク、ロンドンのとんぼ返りをしようとしたけれど、突然の失業により、事態は大きくかわる。行き場をなくした彼と偶然の再会をした彼女との交流から・・・・・・このあとは、映画を見てください。 私としては、とても胸が熱くなり、じいさん、ばあさんの話ではあっても、人に愛情を感じる素晴らしさ、ときめきにとても感動した作品でした。 恋に恋する人、ラブ・ストーリー好きにはたまらない映画だと思います。 素敵な作品を見られて良かった。 ダスティンの娘役のリアーヌ・バラバンは美しかった。 主演二人がゴールデングローブ賞の主演賞にノミネートされていることからもこのドラマの良さがわかる。 2008年/アメリカ/93分/G 監督:ジョエル・ホプキンス 脚本:ジョエル・ホプキンス 出演:ダスティン・ホフマン、エマ・トンプソン、アイリーン・アトキンス、リアーヌ・バラバン、ジェームズ・ブローリン、キャシー・ベイカー、リチャード・シフ、ブロナー・ギャラガー 原題:Last Chance Harvey(「最後の機会 ハーベイ」) お薦め度 「新しい人生のはじめかた」★★★★☆(90%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.04.12 20:12:37
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