2020/07/11(土)12:30
「華氏119」
ドキュメンターリーって、出演者にギャラはらってないよね。
ドナルド・トランプの行状をあばく内容かな、と思って見たところ、そんな内容はほとんどなく、大統領選でヒラリー・クリントンを選出した裏工作とか、バラク・オバマ大統領の無策とか、民主党への批判にもなっている。
驚きの内容がいくつもあり、フリントという都市が全米一高い水道料を払っているのに、鉛入りの水道水を飲まされ、子供たちが発病していること。それは知事の仕業で、ことが明らかになった今も改善されていないこと。
75%の人が銃規制に賛成なのに、3%の人が数多くの銃器を保有していること。
差別主義者が政治家になっていること。差別主義者がテレビに出演していること。
アメリカの民主主義は1970年代に始まったこと。
などなど。
2018年製作となっているけれど、BLM(BLACK LIVES MATTER)の映像があった。これは今年(2020年)起こった運動ではないのだろうか。
選挙では投票するが、政治にはかかわってはいけないと常々思っていたが、政治に参加しないといけないのではないかと、デモに参加するアメリカの高校生たちを見て思った。
数多くの人に見てほしい。
2018年/アメリカ/128分/G
監督:マイケル・ムーア
脚本:マイケル・ムーア
出演:マイケル・ムーア、ドナルド・トランプ、その他 多数
原題:Fahrenhelt 11/9
お薦め度
「華氏119」★★★★★(100%)