「スーパーヒーローへの道」

アニメ好きなフランスならではの作品と思えた。 初老や中年が活躍するヒーローなんて、大人の国フランスならでは。みな、特異特殊能力が違っているのが面白い。アベンジャーズのようでもあるが、ブライアン・マイケル・ベンディスのコミック「パワーズ」に基づいているらしい。 超能力での事件が高校で起こり、その解決のために出動した警部が主人公。中年の冴えないオヤジだ。彼にはいわくがありスーパーヒーローとの関連が…。 特殊能力を自らの手にし、悪事を行おうとする男は誰なのか。その正体は最後まではっきりとしなかったが、途中の展開、クライマックスと見どころはたくさん。 フランス的近未来映画に拍手！ 楽しめましたよ。 Netflixにて 2021年/フランス/97分/ 監督：アンソニー・マラス 原作：ジェラール・ブロナー 脚本：ドゥーグラス・アタル、メリッサ・ゴデ、シャルロット・サンソン、ジェラール・ブロナー 出演：ピオ・マルマイ、ビマーラ・ポンス、ブノワ・ポールブールド、レイラ・ベクティ、スワン・アルロー 原題：Comment je suis devenu super-heros（「私がスーパーヒーローになった方法」） お薦め度 「​スーパーヒーローへの道​」★★★☆（70％）