マイライフ・マイシネマアルカディア

2021/07/24(土)10:54

「プロミシング・ヤング・ウーマン」

映画館で見た映画(517)

評判を聞きつけて見に行った。 内容をまったく知らないのはいつものこと。 感性と感覚と自らのアンテナを信じ、見に行った。 ”将来を嘱望された女性”、”将来を約束された女性”の成長物語を見るつもりだった。 ところが……。 予想だにしない過去。 予想だにしない展開。 予想だにしないクライマックス。 あ然…。 主演キャリー・マリガンの左口元にあるイボ、ほくろ、吹き出物(?)を取れば、もっときれいになるのになぁ、と思いながら見ていた。彼女としては自然発生していたものは取りにくいのかもしれないけれど…。 男に対する恨み、仕返し。 女を食い物にしようとする男への脅し。それが、こうなるとは…。 ショックを受けるクライマックスと続く結末になぜこうなってしまったんだという思いと決着がついたという思いでなんともいえない感情のまま映画館を出た。 監督エメラルド・フェネルはロンドン生まれの英国人。1985年生まれの女性で、女優と脚本家を経験し、この作品が長編映画監督デビューとなった。この作品で第93回アカデミー賞脚本賞を受賞。 主演キャリー・マリガンは1985年生まれのロンドン出身で、「17歳の肖像」で注目を集め、「わたしを離さないで」「華麗なるギャッツビー」などヒロインを演じてきた。 2020年/アメリカ/113分/PG12 監督:エメラルド・フェネル 脚本:エメラルド・フェネル 出演:キャリー・マリガン、ボー・バーナム、アリソン・ブリー、クランシー・ブラウン、ジェニファー・クーリッジ、ラバーン・コックス、コニー・ブリットン 原題:Promising Young Woman(「将来有望な若い女性」) お薦め度 「​プロミシング・ヤング・ウーマン​」★★★★(80%)

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