マイライフ・マイシネマアルカディア

2021/09/12(日)14:18

「KATE」 Netflix

家で見た映画(1716)

大阪、東京と日本を舞台にした外国人スナイパーを描いた作品。 Netflix製作で浅野忠信、國村隼たち日本の俳優が出演しているので見てみようと思った。 (ネタバレはしないけれど展開はわかってしまう?) 作品の中で、”女ターミネーター”と評するところがあるが、それくらい強靭な暗殺者であり、”ダイ・ハード”のジョン・マクレーン刑事に負けるとも劣らないほどのタフガイぶりである。その女スパイ、タイトルロールのケイトを演じるのはメアリー・エリザベス・ウィンステッド。彼女は「ダイ・ハード4.0」でマクレーン刑事の娘役で出演。「ダイ・ハード/ラスト・デイ」にも出演している。彼女の人質となる大親分の姪アニをミク・マーティノーが演じる。日米ハーフの役であり、英語はいいが日本語は外国人アクセントが感じられる。英語発音優先でキャスティングしたのだろうか。最初の登場シーンでは夢見る夢子的お嬢ちゃんに見えて、大して気にもしていなかったが中盤再登場、人質になってからケイトとのかかわりで存在感を増し、すごい演技力を見せてくれて驚いた。 質量ともにすごいアクションを十二分に堪能でき、ヤクザの内部事情、ひいては暗殺者側の人間関係も絡んだヒリヒリとする展開にしびれた。 クライマックスの銃声で暗黒な終わり方をする作品と思ったが、そのあとエピローグがあり、ダメ押しの大銃撃戦に感嘆する。 見ごたえ、あり、あり!あり!!の作品であった。 圧巻!!!!! Netflixでは”大都会東京での最後の仕事を前に、毒を盛られてしまった冷酷な暗殺者。余命として残された24時間以内に、自分の殺害を命じた者を突き止め、報復することを誓う。”とある。 Netflixにて 2021年/アメリカ/106分/ ​​ 監督:セドリック・ニコラス=トロイアン 脚本:ウメア・アリーム 出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ミク・マーティノー、ウディ・ハレルソン、ミキール・ハースマン、浅野忠信、國村隼、MIYAVI、田邊和也、山本真理、内山信二、MAND-MAID 原題:​KATE​(「ケイト」) お薦め度 「ケイト」★★★★☆(90%) ​Netflix KATE​

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