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2022/05/29(日)12:07

映画レビュー 「見知らぬ乗客」

家で見た映画(1736)

ab70dfa605fb36a6cab0c3132f8015cf.jpg (480×640) (goo.ne.jp) NHKBSで放映されたヒッチコック監督の「見知らぬ乗客」を見た。 出演者には馴染みなく見知らぬ人々。 原作は「太陽がいっぱい」の作者パトリシア・ハイスミスの小説らしい。 食堂車があるから長距離列車と思われる中で、男が向かいの男から声を掛けられる、「あなたテニス・プレイヤーのヘインズさんではありませんか?」。 「そうですが」 「次の試合、楽しみにしていますよ」、 主人公ヘインズは話を断ち切ろうと食堂車に行こうとすけれど、20分はあかないと告げられる。すると、自分の個室で食事しようと誘われ、同席することとなる。食事が終わると離婚したい妻と恋人のことを持ち出された。そして、あなたの妻を殺すから私の父を殺してくれないかと交換殺人を持ちかけられる。ヘインズは申し出を断り下車する。 離婚を望んでいた妻にあうと、他人の子供を妊娠しているけれど、別れないと開き直られる。そのヘインズの妻は男たちと遊園地の離れ島、”ちちくり島”へ遊びに出かける。ヘインズの妻を尾行してきた男、あの列車の乗客は”ちちくり島”に着くと、ヘインズの妻であることを確認し、首に手をかける…。 交換殺人を持ちかけた”見知らぬ乗客”はどこか精神がおかしく、その母もまた精神を病んでいるようだ。容疑者とされたヘインズは尾行をつけられながらも、なんとか身の潔白を証明しようと試みるが…。 窮地に立たされた男の心情になると面白く見られるかもしれない。 NHK BSシネマで録画したものを視聴 1951年/アメリカ/101分/ 監督:アルフレッド・ヒッチコック 原作:パトリシア・ハイスミス 脚本:レイモンド・チャンドラー、チェンツイ・アルモンド、ウットフィールド・クック 出演:ファーリー・グレンジャー、ルース・ローマン、ロバート・ウォーカー、レオ・G・キャロル、パトリシア・ヒッチコック、ケイシー・ロジャース、マリオン・ローン、ジョナサン・ヘイル、ハワード・セント・ジョン、ジョン・ブラウン、ノーマ・バーデン、ロバート・ギスト、ジョン・ドーセット 原題:Strangers on a Train(「電車の中の見知らぬ人々」) お薦め度 「​見知らぬ乗客​」★★★☆(70%)

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