2022/10/30(日)19:35
映画レビュー Netflix 「ファタール」
コロナ禍の影響を受けてアメリカでの公開日がずれにずれて公開され、日本での公開がないまま配信になった作品。
ヒラリー・スワンクが出演しているので楽しめる作品だと思ったが、確かに楽しめた。
動機や行動に不思議に思う点がないわけではないけれど、アルコール依存症を患っていたであろう敏腕刑事は娘の親権を得るために何事でも為そうという思考は理解できないわけでもない。
方法論や行動が間違っていたとしても正義に照らすことが出来ない人はどうしようもない。これはある種現代の病みとも思える。
理論的に破綻しているか、破綻していないか、ぎりぎりのところで構築された作品。良しとするか否とするか見て判断してもらっても損はないと思える。
Netflix にて
2020年/アメリカ/102分/
監督:デオン・テイラー
脚本:デビッド・ロッカリー出演:ヒラリー・スワンク、マイケル・イーリー、マイク・コルター、ジェフリー・オーウェンズ、ダマリス・ルイス、ダニー・ピノ、デビッド・ホフリン
原題:Fatale(「致命的」)
お薦め度
「ファタール」★★★☆(75%)