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2024/07/14(日)12:43

映画レビュー U-NEXT「ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave」

家で見た映画(1715)

(C)2018「Life on the Longboard 2ndWave」製作委員会 馬場ふみかを見たくて評価の高そうなこの作品を見てみた。 愛想も挨拶もない30歳過ぎのプーターロー。サーフィンの腕前だけはとびぬけているよう。コータローと呼ばれる主人公を吉沢悠が演じる。高感度がまったくない役柄だ。 見たかった馬場ふみかは吉沢悠演じるコーターローのサーフィンの恩師工藤銀二の娘役である。この時23歳か24歳の馬場は少女のあどけなさが残る初々しさがあった。「恋は光」で見せた色っぽさと演技力は見られないけれどそのあどけなさに好感を感じた。 さて、物語は無職で家賃を払えず追い出されたコータローが昔のはがきを見つけてなけなしの金をはたいて種子島にやってくる。頼りにした恩師・工藤は2年前に亡くなっており、おsの娘・美夏(馬場ふぃみか)には厄介者扱いされる。ひょんなことから飲食店経営者(と思しき)香里奈に仕事を紹介されるが仕事をする気がないため、初日でクビ、次の仕事も初日でクビ、さらに初日でクビとなり、コータローは逃げ帰るしかなくなった。そんな時、サーフィンでのけがを手当てしてもらった病院でドライバーノ仕事委ありつく……。 間近に迫った東京オリンピックのサーフィン種目へ挑戦という話題性と時代性を織り込んでいるけれど、挑戦前で終わってしまうので、尻切れトンボ、肩透かし、前口上といった印象。海、サーフィンの映像も家で見たのではダイナミック感を味わえない。シニアの人たちとの交流も、報連相ができないコーターローでは、なんだかなぁと感じる。 なんだかなぁ、という作品であった。 U-NEXTにて 2019年/日本/112分/G 監督:喜多一郎脚本:喜多一郎、金杉弘子出演:吉沢悠、馬場ふみか、香里奈、立石ケン、大方斐紗子、泉谷しげる、松原奈佑、南美沙、森高愛、TEE、角田信朗、勝野洋、榎木孝明、竹中直人 お薦め度 「​ライフ・オン・ザ・ ロングボード 2nd Wave​」★★★☆(70%) 

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