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テーマ:読書(8778)
カテゴリ:読書
前作「まいまいつぶろ」を読んで、この続編が時代を遡り、第八代将軍・吉宗の時代で隠密である万里を描くものと思って期待して読み始めた。ところが、万里が出てこず、取り巻く人々がその思いを告げる章が続き、最終話になってようやく万里が登場する。 ”徳川吉宗の母・浄円院の口から出た孫・家重廃嫡の真意とは。 老中首座を追われた松平乗邑が向かった先は。 家治が父・家重の言葉を聞き取れなくなった理由。 折り紙一枚も受け取るなと厳命された忠光の妻・志乃の胸の内。 そして、全てを見てきた隠密、万里が最後に会いに行った人物とは……。”(まいまいつぶろ 御庭番耳目抄 / 村木 嵐【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストアより)
「まいまいつぶろ 御庭番耳目抄」は「まいまいつぶろ」の補助的作品と思え、「まいまいつぶろ」が教科書であるなら「まいまいつぶろ 御庭番耳目抄」は参考書といえる第九代・家重のことを描いた作品である。おもしろく読んだ。 まいまいつぶろ 御庭番耳目抄 [ 村木 嵐 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.12.08 18:51:30
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