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2025.02.05
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テーマ:読書(9074)
カテゴリ:読書


(アマゾンより)
“「誰の心にも淀みはある。でも、それが人ってもんでね」
江戸、千駄木町の一角は心町(うらまち)と呼ばれ、そこには「心淋し川(うらさびしがわ)」と呼ばれる小さく淀んだ川が流れていた。川のどん詰まりには古びた長屋が建ち並び、そこに暮らす人々もまた、人生という川の流れに行き詰まり、もがいていた。
青物卸の大隅屋六兵衛は、一つの長屋に不美人な妾を四人も囲っている。その一人、一番年嵩で先行きに不安を覚えていたおりきは、六兵衛が持ち込んだ張形をながめているうち、悪戯心から小刀で仏像を彫りだして……(「閨仏」)。
裏長屋で飯屋を営む与吾蔵は、仕入れ帰りに立ち寄る根津権現で、小さな唄声を聞く。かつて、荒れた日々を過ごしていた与吾蔵が手酷く捨ててしまった女がよく口にしていた、珍しい唄だった。唄声の主は小さな女の子供。思わず声をかけた与吾蔵だったが――(「はじめましょ」)ほか全六話。
生きる喜びと生きる哀しみが織りなす、著者渾身の時代小説。“(以上、アマゾン)
直木賞受賞作ということで読んでみた。
読み始めると、良い話なのだが、これで直木賞かと思えた。
しかし、最終話を読み早計だったことに気づく。
深い、というか遠い過去の出来事による長きにわたる因縁があったことを知り、思いの深さというか生きるよすがを知り、万感の思いを感じた。
江戸時代の市井の人々を描き、その心情を伝えてくる作家・西條奈加。

今後も読んでいきたいと思う。







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最終更新日  2025.02.05 19:18:10
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