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テーマ:ドラマ大好き(4256)
カテゴリ:テレビ
![]() 119 エマージェンシーコール - フジテレビ とても良かったドラマである。 冬ドラマでイチ、ニを争う出来栄えだったと思う。 「東京サラダボウル」「まどか26歳、研修医やってます!」と甲乙つけがたい作品である。 本当のところをいうと一話、二話と見て主人公・粕原雪(清野菜名)が出火した現場に立ち入り通報者の声を聴きその情景を思い描くというシーンが好きでなく、視聴をやめようとした。ところが家族が見続けていて、夕食などで一同でテレビを見る習慣があるので止む無く三話を見て、しかたなく四話を見てとなるうちに止めどなく泣いてしまうほど感動することがあり、とうとう最後まで見てしまった。 音を聴き分ける能力に長けて事件現場を思い描くということは気に入らないままであったが、本来映像で映し出すというドラマでありながら音声のみで視聴者にも想像をさせる、想像を掻き立てるというやり方がとても心を動かされた。関連はないのかもしれないけれど「THE GUILTY ギルティ」という電話の音声のみで事件が展開する映画の秀作があり、映像を見せないで想像させることに衝撃を受けたことがあった。その後、確かハリウッドでもリメイクされた。音声でドラマが作れる根拠や参考になったのではと思う。 撮影現場の雰囲気があいいのかキャストの連帯感が感じられそれがエマージェンシーコールセンターの連帯感と相まって物語を後押ししていたように思う。 話題にもなったが主人公・雪の姉・小夏(蓮佛美沙子)が声を出せないまま子供を救助、そして声が出たという回など心揺さぶるドラマもいくつかあった。ラストの最終話はこれまで救助を受けた人たちが救援してくれるという出来すぎというか甘いドラマ仕立てになっていたのが残念であるが心温まる良作として完結させたので、良しとする、かな。 思ったいた以上に感動するドラマだった、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.04.03 22:50:06
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