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カテゴリ:読書
![]() 映画化されることを知り、原作本として手に取った。 (以下、Amazonより) 慎太郎、あんたの人生は、奇跡だったよ!! 阪神タイガース38年ぶり日本一の年、28歳で生涯を終えた元選手がいた。 母の目線で描く、もうひとつの「奇跡のバックホーム」――感動のノンフィクションストーリー。 阪神タイガース18年ぶり優勝の歓喜に沸くなか、「背番号24」のユニフォームが仲間たちの手で宙を舞った。 その2か月前、7月18日に28歳で亡くなった横田慎太郎選手のユニフォームだった。 2019年、脳腫瘍の後遺症で視界がぼやけるなか引退試合で見せたプレーは「奇跡のバックホーム」と呼ばれ、多くの人に感動をもたらした。 引退後、再発・転移と入院を繰り返しながらも「生きたい」と願った横田選手。 3度にわたる闘病を支えたのは、病室でともに寝泊まりしながら看病を続けた母・横田まなみさんをはじめとする家族だった。 本書は映画『20歳のソウル』の脚本を務めた中井由梨子氏が、まなみさんと対話を繰り返し、 まなみさんに成り代わって横田選手とのかけがえのない日々を描いた、感動のノンフィクションストーリーである。 もうひとつの「奇跡のバックホーム」がここにある。 『「阪神の優勝、見たいな」 そう言った慎太郎の想いを、チームの皆さん、ファンの皆さんが温かく抱きしめてくださいました。 優勝決定後には岩崎選手と共に、慎太郎の24番のユニフォームを胴上げしてくださいました。 私には、ユニフォームを着た笑顔の慎太郎が、両手を大きく広げて宙を舞っているように見えました。 いくつもの時を越えて。 慎太郎も私も、ようやく、この日に辿り着きました。』 ――本文より (以上、Amazonより) 筆者が横田慎太郎の母になりかわって紡いだ軌跡。彼の野球人生。 病気の発見や闘病生活など母目線から書いた物語であったがノンフィクション・ストーリーというだけあって事実を伝えようとしていると思えた。それでも胸にせまるところはあり、終盤、大いに泣ていしまった。 甲子園出場はかなわなかったが、ドラフト2位で阪神タイガースのプロ野球選手になった有言実行の男である。父を母を姉をプロ野球球場へ連れて行った。ストイックに元気に日々、鍛練していた。 感無量である。 映画を見ようと思う。 栄光のバックホーム 横田慎太郎、永遠の背番号24 [ 中井 由梨子 ] 栄光のバックホーム 横田慎太郎、永遠の背番号24 (幻冬舎文庫) [ 中井由梨子 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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