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カテゴリ:映画館で見た映画
![]() (C)2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved. 映画「トロン」を1982年9月20日梅田スカラ座にて見ている。評価は60点。大注目で評判だった割に評価は低い。それゆえか大ヒットどころかヒットもしなかったように思う。内容が最先端、構想が異次元すぎて映画としての完成度、感動に欠けたと思う。ゆえにコケた感じもあって続編が作られると思ってもみなかった。しかし、2010年に28年ぶりに続編「トロン:レガシー」が作られる。知ってはいたが足を運ぶほどの興味を持っていなかったのか見に行っていない。そして今回、三作目として「トロン:アレス」が作られる。テレビで宣伝するほどだから入れ込みようがわかる。このところ何かと実写に力を入れているDisney配給である。ギリシャ神話の神アレスやアテナを持ち出し欧米らしさを感じさせるものの韓国移民の娘でロサンゼルス生まれのグレタ・リーを相手役にしたりアテナがジャマイカ人を両親に持つイギリス生まれのジョディ・ターナー=スミスとDEI【ダイバーシティ(多様性)、エクイティ(公平性)、インクルージョン(包括性)】に配慮したキャスティングであった。 さて、作品は”トロン”といえばオートバイとでも言いたいのか、オートバイをキメキメに使っていた。オートバイ・チェイスが見ものである。オレンジの壁を引いていくものがどういうものかわからなかったけれど興味深くはあった。理解が追いつかない有機体を伝送することや3Dプリンターのごとく電子から造成したものに意志・意識がある(コンピューターを内蔵している)こと、すなわちコンピューターなのかアンドロイドなのか、はたまた人間なのか。29分で壊れてしまうというところも理解できない点ではある。その29分の壁を越えるために無制限キーを手にするものは……なんのなか(AIや機械であり生物体ではない) 深いところは疑問だらけだけれどチェイスと戦闘シーンをみるだけでも映画館に足を運んでいいかも。 「X-ファイル」「英国総督 最後の家」のジリアン・アンダーソンが出演していたのは嬉しかったなぁ。 2025年/アメリカ/119分/G 監督:ヨアアヒム・ローニング 原案:デビッド・ディジリオ ジェシー・ウィガトウ 脚本:ジェシー・ウィガトウ 出演:ジャレッド・レト、グレタ・リー、エバン・ピーターズ、ジョディ・ターナー=スミス、ハサン・ミンハジ、アルトゥーロ・カストロ、ジリアン・アンダーソン、ジェフ・ブリッジス 原題:Tron: Ares(「トロン・アレス」) お薦め度 「トロン・アレス」★★★☆(70%) 字幕翻訳:川嶋加奈子 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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