|
テーマ:最近観た映画。(41126)
カテゴリ:映画館で見た映画
![]() (C)2024 CHAPTER 2 – PATHE FILMS – M6 FILMS – FARGO FILMS 2025年・第50回セザール賞にて同年度最多の14部門にノミネートされ、美術賞と衣装デザイン賞を受賞した。 巌窟王としての名は知っており、幼児期に漫画で読んだかもしれない。 しかし、小説で読んだことはなく、その筋書きもまったく知らない。 見てみて驚いたのは復讐劇であるということ。 正義感の強い男が邪な男たちに嵌められて長年投獄されてしまうという理不尽さ。この理不尽さに憤りを感じ主人公に同情する。 モンテ・クリスト伯ことエドモンが被る覆面がどこまで精巧なのか、あの時代にあそこまでの覆面が作られるのかと疑問を持つけれど、それはさておき、全体としてのつくりは素晴らしく登場する女性たちが気になった。男は悪い奴ばかり、女は翻弄されるばかり。その役割は単純に思えるが19世紀の話のせいなのかもしれない。 とても見ごたえのある復讐劇を見せてもらった。 しかし、これでモンテ・クリスト伯は憂さ晴らし、恨みをはらせたのだろうか。 エデ役のアナマリア・バルトロメイがとても良かった。「ヴィオレッタ」という少女ヌード事件の映画に10歳でタイトルロールを演じた。この映画と2021年・第78回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した「あのこと」の主人公アンヌで彼女を見ている。しかし、注目したのはこのエデ役が初めて。復讐と恋心の狭間に苦悶する女性をよく演じていた。 メルセデスを演じたアナイス・ドゥムースティエも良かった。エドモンを恋していた女性をよく演じている。「彼は秘密の女ともだち」が印象に残っている。 あと、ヴィルフォールの妹役、冒頭で海に投げ出されエドモンに救出される女優もよかったな。この女優、なんという名だろうか。 2024年/フランス/178分/G 監督:アレクサンドル・ド・ラ・パトリエール、マチュー・デラポルト 製作:ディミトリー・ラッサム 原作:アレクサンドル・デュマ 脚本:アレクサンドル・ド・ラ・パトリエール、マチュー・デラポルト 撮影:ニコラ・ボルデュク 美術:ステファーヌ・タイヤッソン 衣装:ティエリー・ドゥレトル 出演:ピエール・ニネ、バスティアン・ブイヨン、 アナイス・ドゥムースティエ、アナマリア・ヴァルトロメイ、 ロラン・ラフィット、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、パトリック・ミル、ヴァシリ・シュナイダー、ジュリアン・ドゥ・サン・ジャン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画館で見た映画] カテゴリの最新記事
|
|