70歳の青春

2008/02/24(日)18:13

バイオガソリン リッター100円!

今日の出来事(196)

バイオ燃料についてはトウモロコシを原料にする世界の潮流については、さまざまな問題が指摘されどの方向が正しいのか、結論が見えません。日本全国各地で試されている家庭の使用済み食用油による再生利用についても、集荷コスト、不純物除去の点でコスト面で問題があり順調とはいえないようです。そんな中で宮城県塩釜市の水産団地組合のバイオ燃料事業の成功例がNHKで紹介されました。塩釜名産の笹かまぼこ、さつま揚げ等の工場が団地内に集まっていることから、1.集荷コストが安い2.廃油の品質が同質であって不純物がない3、バイオ燃料の購入者が団地内のトラック等であるため 収支計画がはじきやすい。結果として販売価格1リットル100円で採算がとれているという。八戸市の場合(家庭の廃油)ですと300円をこえるとのこと。また廃油を供給する工場も従来は捨てるのに処理費を払っていたのに逆に買い取ってもらえるというメリットがある。バイオ燃料の製造過程で出来るグリセリンの使用も実験中でこれがスタートすると採算的にもっと楽になるというのだ。今魚肉練り製品事業も衰退ぎみの塩釜なので、なんとか大きく羽ばたいてもらいたいものです。

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