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さくら姫(*‘ω‘ *)

さくら姫(*‘ω‘ *)

3回目の7日目(手術もあり)

6月27日(月)
体重+16キロ(入院から)、腹囲104.5cm、尿量3800ml
マンニトール、カタボン
腹水吸引濾過濃縮再静注法(腹水を800ml採取し、500mlに濃縮し再静注)

今日は腹水を抜く日です。 出来るだけ寝ようとがんばりました。何とか寝たようです。
朝は少し早く目が覚めてトイレに行く。
戻ってきて体温を測り検温を待ってました。
ちなみに私の検温は一番先に来るか一番最後に来ます。
婦人科病棟と離れているからね・・。それにみんなは体温と血圧や
トイレの回数などを聞いて終わりだけど・・私は項目が多いからね~
今日は一番最後に来ましたよ。
体重はまた増えて・・今日までに計16キロ増えました。
お腹周りは106センチだって・・・ショック。

今日は朝の診察はなしだし・・朝食もなし。水分も摂れないので
テレビを見ながら横になって迎えに来るのを待ってました。
そしたら昨日点滴をしてくれた看護婦さんが採血とそして聴診器で
音聞いてました。「結構上まで聞こえないんだね・・」って言ってた。
とにかく今日は腹水を抜くから?なのか色々な用事で部屋に来る。
もちろん点滴を取り替えたりしたりいつものやつをつないで行ったり
尿量のチェックとかなど・・あと先生も回診はもちろんだけど・・
婦人科の先生が来て「ちょっとお腹見せてもらっていいかな?」って
私のお腹の大きさを見たら顔色を変えて部屋を出て行った。
あの先生の顔色はかなり私やばいんだなぁ~と思った。

迎えに来るまで・・色々考えていた。
腹水抜いたら楽になれるのかな~とかこの状態いつまで続くんだろう
とか・・悪い事ばかり考えてました。
しかも苦しすぎて・・ピーク過ぎたのか?あんなに痛くて
たまらなかった背中の痛みをほとんど感じなかった。
横向きになると苦しいので横向きになれなかったし・・起きているのも
辛かったから・・ベットに横になってたって感じ。
さっさと嫌な事は終わりたいという気持ちと怖い気持ちと格闘してた

看護婦さん1人と主任さんが来て「こんさん手術室に行くよ~」って
車椅子を持ってきた。起きるのを手伝ってもらい起き上がり
支えてもらいながら車椅子に乗った。昨日までは普通に座れたのに
まるで人形みたいに手足がキョンシーに近い状態になってた。
看護婦さんが車椅子を押してくれ主任さんが点滴台を運んでくれた。

手術室に到着してゆっくり車椅子から支えてもらいながら立ち
手術台に横に立っていた。自分で台に上がらないと行けないから。
しばらくそのまま立ったままでいました。
「こんさんゆっくりでいいよ。自分が登れそうな時に登れば
いいからね」って言われる。やっと決意して手伝ってもらいながら
やっと台へ上がった。これだけの事なのに呼吸が乱れてる・・
手術室の看護婦さんも2人応援に来た。そしたら一人の看護婦さんが
私のそばに来て「こんさん私分かる?採卵の時と別人になってしまった
ね・・苦しそうでかわいそう・・。辛いでしょう~」って声掛けて
きてくれたの。もちろん小さな声だったけど返事したよ。
血圧や心電図などを付けられ下着も脱がされて・・先生を呼び
先生が来るまでの間にみんなに支えてもらいながら海老状になり待つ。

先生が来て「麻酔するからね~」って言いながら消毒をしている先生
私の頭の中は・・「採卵の時みたいに痛いなら嫌だな」って思いながら
麻酔されるのを待つ。針刺すのはちょっと痛かったけど・・
むくみのせいか?痛くなかったなぁ~
先生が「はい・・麻酔したよ」って掛け声と共に足がしびれてきた。
そう麻酔が効いてきた証拠なのです。
麻酔がお腹より上に来ないように台を頭の方を高くされます。
で、アルコール綿をお腹の数箇所に当てて何処まで麻酔効いているのか
確認します。効いてたのはおへそ辺りまででした。
麻酔が効いているのに・・針を刺した時は鈍痛が来ました。
痛くて思わず声出してました。
苦しいので酸素も付けてもらいました。腹水は強制的でなく
針から自然に水が抜けるのを待ってたので結構時間かかりました。
1時間近くかかってました。
腹水が完全に抜けた量は800ccでした。
この腹水をろ過して点滴にして体内に戻してくれました(夕方)。
「腹水濾過濃縮再静注法」と言うそうです。

麻酔が覚めた頃(足が完全に動けるようになって)に母と妹とそして
私の親友が来てくれました。今日たまたま親友が妹の家に遊びに
来る約束してて・・連れて来てくれたんです。
母は旦那からある程度の話を電話で聞いていたので冷静でしたが
妹は「お姉ちゃんが死んだら私どうなるの?」って泣いてるし
親友は「がんばって乗り越えるんだよ。」って言ってました。
遅れて義母も来てにぎやかになりました^^
母達が帰宅して・・義母だけ残りました。
ちょうど看護婦さんが来て「水分摂っていいよ~って(≧∇≦)b OK
出たよ~。」って知らせに来てくれたので義母が皮をむいてタッパ
に入れてきてくれたグレープフルーツを少したべました。
すっぱかったけど美味しかった~。

義母は土曜日に肺に水がたまってるって旦那に聞いたときにね・・
パニックになったそうです。自分の母親の時に肺に水がたまり
まずいからと利尿剤使ったら脳梗塞になったから・・私も同じ
ようになったらどうしようと思って・・旦那に対してどうしよう!
って大騒ぎしてたそうです。
旦那は「先生信じて治療するしかないだろう!俺にどうすれって
言うんだ!!」って怒ったそうです(ーー;)

義母は夕飯が来ても居てくれ・・旦那も来てくれました。
旦那と入れ替わりに「私夕飯の支度するのに先に帰るわ~」って帰宅
旦那は私がご飯食べているのをじーと見ている。
そう・・私がちゃんとご飯を食べるか観察してたの・・(-_-;)
豆腐ならさっぱり食えるだろう・・もう少し食えよ~とか言ってる

お膳を置いてきてもらい・・今日の手術の話をした。
話してるとむ1人の妹が仕事の帰りに来てくれた。
母から・・1日でも早く行ってあげて・・って言われていたんだって。
母は冷静に見えたけど・・ある程度の覚悟も決めていたみたいね・・
妹も・・私の姿見た途端泣きそうになってました。

点滴が今3本ぶらさがってます。2本はいつもなけど1本は
腹水濾過濃縮再静注法のやつです。
腹水濾過濃縮再静注法のおかげらしくかなり尿が出ているようです。
看護婦さんが何度も来て点滴と尿のチェックに来てました。


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